『Pokémon LEGENDS アルセウス』をプレイしています。
僕、ポケモンシリーズはそんなにやってないマンなんですよね。
やったの初代・ルビサファ・BW・剣盾くらい。
なのでアルセウスで出てくるポケモンかなり分からんくて新鮮。
僕の一番のポケモンの思い出は学校にGBA持っていってヒンバス(なんか川の特定の数マスでしか釣れないやつ。どのマスにいるか調べるのが苦行)を釣っていたことなのでそれを超える印象的な体験に出会えるのを楽しみにいざプレイ。
剣盾のワイルドエリアはかなりインパクトあったんですが、アルセウスは全エリアをワイルドエリアにした感じ。すげー迫力だ。
今作では、ポケモンは本来『野生動物』なんだって事を思い出させてやるよ。と言わんばかりにポケモンが主人公をボコってきます。
今までは『あ!野生のポケモン!』→『こちらも手持ちのポケモンを繰り出す』という流れが一貫していましたが、アルセウスでは野生のポケモンに近寄られても『能動的に手持ちポケモンを繰り出さないとバトルに突入しない』というリアル仕様。
ところでジャングルやサバンナの動物って生命力に溢れてていいですよね~。
人間が生身でジャングルとかサバンナに行くとどうなるか。
シマウマだったら相手の方から逃げてくれる気がしますが、カバは多分突進してきますよね。
アルセウスはそういうゲームなんですよね。
昔はポケモンをやっていて「助けて!」と叫んだのは初代でプテラにふぶき打たれた時くらいだったんですが、本作では大体20分に1回くらい「助けて!」と叫んでます。
実際、昨日くぼ地みたいなところに落下したらパラスの群れにどつきまわされて「ポケモンは怖い生き物だ」としか喋れなくなりました。カウンセリングが必要。保険は効くのか?
これはズバットに眠らされてからイシツブテにボコられてる図です。
状態異常かけて殴るとか俺たちがいつもやってるコトじゃん。
もうこの体験だけで買って良かったアルセウス。となりました。
【図鑑。】
本作の目的の一つがポケモンを調べて図鑑を埋めること。
今でこそポケモン図鑑を開くと『きんに君:パワーポケモン』とすぐ出てくるわけなんですが、本作ではポケモンがまだ人間の生活に馴染む前の時代を描いているため、彼らについての知識が集積されていません。
なので「このポケモンはなに?」「このポケモンはどんな特徴があるの?」「これもポケモン?(あ、これは、ポケモンじゃなくて、おじさんの、きんのたまだよ。乱暴に扱うのは、やめてね)」というところからスタートなわけです。
ポケモン図鑑は、ポケモンに対する様々なアクションで充実していきます。
該当のポケモンをX匹捕まえる、X匹倒す、夜に捕まえる、気づかれないように捕まえる、特定の技をX回見る……など。ポケモン一種類に対して非常にバラエティに富んだ内容が設定されており、ぶっちゃけ適当に遊んでるだけでガンガン図鑑が更新されていきます。
この、適当にやってるだけでゲーム内の数字がモリモリ充実していく仕組み。
『うわあ"あ"あ"あ"~"た"の"し"いい"い』
以外に言葉が出ません。
頭を空にしてピュアな気持ちでテレビに向かっていたゲーム少年の頃の気持ちが蘇ってくるようです。
パラスに攻撃される度にショックでゲーム中年に戻っているんですけどね。
とにかくこの、適当にポケモン捕まえたり戦ったりしてるだけでベースキャンプに戻った時「お前めっちゃポケモン研究してきたやん!すごい!!」と肯定ペンギンされて雑に所持金が増えポケモンマスターとしてのランクポイントが加算されていく仕組みは、ゲーム体験として気持ちが良いです。
「ワ・・・」
ということで今のとこかなり楽しいです。
Liteでやるの勿体ないなと思って買ったその日に有機EL買いました。
そんな感じ。