なんかこのブログ『へたれゲーム貴族』は今日で誕生20年らしい。
このブログは学校の教室で産声をあげた。
度々書いているブログ誕生のエピソードだ。
早朝に教室にノートPCを持ち込み、教師が来るまでの時間を使って手早くバージン記事を書いてアップした。
まさか20年続くとは僕自身思いもしなかった。
当時は2004年の12月。
さてゲームはどのように変わっていったのだろう。
据え置き機ではまだPS3が登場していない頃だ。
PS2が登場して4年で、バリバリの現役である。
この頃は携帯機が新たなるゲーム史を切り開く瞬間だった。
2004年12月にはニンテンドーDSとPlayStation Portableが発売したのだ。
2004年。まだまだ全然「ゲームなんか」「子供の遊びだ」という雰囲気だった頃だ。それがニンテンドーDSでは「脳トレ」に始まり「家計簿・実用・教育ソフト」と、ゲームが生活に溶け込んでいった。2007年の頃の僕は既にその頃からゲームがゲームを離れて別のモノになっていくことに寂しさを覚えたりもしていた。
当時の僕はパソコンゲーム、特にオンラインゲームにお熱で、ラグナロクオンライン、mabinogi、ファンタジーアース、タワーオブアイオンなど様々な世界で冒険と交流の日々を過ごしていた。
2006年には発売されたばかりのPS3を買ってみたけれど、マトモにプレイしたタイトルは「ディスガイア3」くらいだった気がする。
この頃はアーケードゲームもそれなりに勢いがあり、「三国志大戦」や「ロードオブヴァーミリオン」なんかには特にのめり込んだ。
2013年にはPS4が発売し、ペルソナ5のスターターリミテッドパックで新型PS4本体とソフトを同事購入。時間を忘れてプレイしたことを思い出す。
そして2017年のNintendo Switchは今なお現役の怪物ハードだ。秋葉原のヨドバシにロードオブヴァーミリオン時代に出来た友人と一緒に買いに行ったのを覚えている。
2020年にはPlayStation5が登場。
2024年。PlayStation生誕30周年を迎える。
20年のゲームの歴史は、長い。
特に、ニンテンドーDSの登場はゲームの一つの転換点だったように思える。
ゲームはゲーマーの手を飛び出し一般人をも虜にしてしまった。
2024年の現在、ゲームは単なる娯楽に留まらないものに成長している。
教育、実用、セラピー、フィットネス、ゲーミフィケーション……。
ゲーム!
お前は20年で凄く変わったんだな。
僕はなんか、20年経ってもそんな変わっていない。
このブログの文体や方向性なんかは、随分と変わった。
ゲーム。そしてこの「へたれゲーム貴族」という表現発信の場。
この2つと一緒に今後とも僕は生きていくだろう。
20年前の僕を軽く激励したいと思う。
「20年ブログを運営して、大層な規模になったわけじゃあないが、読者が少しついている」
とか言ったら、当時の僕はびっくりするだろうな。
それくらい、なんか胡散臭い感じで誕生したこのブログ。
以前にも記事にしたのだけれど、凄いのはブログを続けている僕自身ではなく、ここに何かを感じ取って見に来てくれている読者の皆様。皆様の感性が本当に豊かであるからこそ、こんな辺境が今まで続いているのです。ありがとう。「へたれゲーム貴族」より大きな感謝を込めて。
今後とも宜しくお願いいたします。