へたれゲーム貴族

未知の世界への鍵(ゲーム)を手に。

雑多文章録511 ゲームとエピソード記憶のお話

だいぶ放置してたんですが未だに日々50件くらいのユニークアクセスと100くらいのPVがあります。
RPG最強トカゲやら某アーケード新作の5Dタクティカルアクション関連で来て頂いているみたいです。
別に今日のお話はそれらのゲームのお話ではありませんのです、うごご。


「何かを思い出す時に、連動して一緒に思い出すものはありませんか?」

あの映画を見た時は■■の場所で、驚きながら見ていたなぁ とか
この食べ物を初めて食べたのは●●の時期で、▲▲の出来事があったっけなぁ とか

学術用語的に正しい用法か分かりませんが、僕はこれらの記憶をエピソード記憶と呼んでいます。


僕は娯楽のほぼ全てをゲームに依存して生きてきたタイプのヤツです。
アニメも見なければ漫画も読まず、レジャーを楽しむ事もしなければ、友と酒を嗜む事も殆どありません。
全ての人間に等しく与えられたそれらの時間を僕はゲームを遊ぶ事と、ゲームについて取り留めのない事をひたすら考えて楽しむ事で生きてきました。

必然的に、僕のエピソード記憶の9割は、何かしらゲームが関わってきた記憶となり僕の脳裏に現れます。

クソゲーで有名なボンバーキングは、今は亡き祖父の家に泊まる時にはいつも遊んでいましたから
ボンバーキングについて思いを馳せる時には当時の祖父の家での様々な事象が一緒に思い出されます。
逆に祖父の家での出来事について深く思い出そうとすると何かとボンバーキングの記憶が蘇ります。

ネトゲファンタジーアースといえば、適当に入ってしまったギルドを抜け大手に移籍する決心がつかず、
もやもやした気持ちを吹き飛ばすために真夏の平日昼下がりに隣県まで自転車をぶっ飛ばしながら
ギルドについて考えを巡らせていた記憶が県境の風景と共に瞳の裏に呼び出されます。


何かしらの記憶にゲームが関わっているもので、ある意味一本芯の通った記憶の仕方をしており
当時遊んでいたタイトルとその前後の生活なんかも思い出せて割りとすぐセンチメンタルな気分に浸れてとても良いやら良くないやらです。

雑文ナンバリング511になるこの話もいつも通りヤマもオチもなく終わらせるつもりですが何故こんな話を急にしたかというと、東方シリーズ最新作の東方紺珠伝・ステージ6の曲「故郷の星が映る海」を初めて聴いた時、様々なゲームのエピソード記憶がドドッと脳に押し寄せてきてどの記憶を抽出すれば分からないような不思議な気持ちになったからです。

この曲、特別なにかの曲に似ているとか、メロディをパクっているとかは一切ありません。
ただなんとなくメロディやリズムの一つ一つが今までプレイしてきた数多くのゲームを思い起こさせるような気がするのです。

脳は混乱、凄まじくスピリチュアルなトリップ体験になりまして。

この気持を忘れないでいたい、そう思ってキーボードを叩いた次第なんだ。

あ、

そう

いえ

ば。

スクールオブラグナロク
結構おもしろいよ。