ゲー録160 君子豹変す、とは悪口じゃないよ
最近ゲームを買うかどうかの基準に、ゲームシステムを非常に重視するようになってきた。
具体的に言うと
・画期的かどうか(ありふれたものではないか)
・それなりに自由度が高いか
とこんなところを見て面白そうかどうか判断するようになってきた。
まだ中学、高校の頃は雰囲気がよければ面白そうだと感じていたのに…ゲーマーとして舌が肥えてきた、といえば聞こえがいいが、ただ単に選り好みをするようになり、何か大切なものを忘れてしまったような気持ちになることもある。
今見れば、大半のゲームは凡作にしか見えなくなっている
子供の頃に遊んだゲームはどれもが素晴らしいゲームだと感じたのに…
10年前の自分が今の自分を見たら「お前みたいなヤツなんかゲームやんな!」とか言いそうだ。うーん…
ところで僕にとっての最高のゲームとは世界観とシステムが巧妙にマッチした作品だ。
女神転生が好例。
一見華やかでいて、その裏でネガティブなイメージの強い都会という舞台だからこそ、アクマを召還させたり合体させるというプチ背徳的なゲームシステムが生きているのだと感じる。
この舞台がファンタジー世界でシステムがそのまま女神転生だったとしてもただ画期的なシステム、というだけにしか感じないと思う。
( そういえばFCの1は東京が舞台じゃないや…クリア出来なかったので割愛 )
いやそんなのはどうでもいい、僕がこんな記事を急に何故書いたかというとそれは女神転生を褒めるわけでもなんでもなく、ただ急に「ココロン」というアクションゲームの事を思い出したからなのだ!
え?誰か知ってる?つうか知ってる人いますかコレ?
同じ世代のアクションゲームとしてソロモンの鍵とか某最弱鉱夫には勿論知名度が及ばないとは思っているんですが個人的にボンバーキングくらいの知名度はあってもいいと思うんですよねコレ。
肝心のゲーム内容は、夢の世界が舞台というメルヘン極まりない設定で、
各5~6種類ずつ用意されたヘッド・ボディ・ウェポンを組み合わせて作ったオリジナルキャラを操作して進めていくというアクション。硬派ゲーマーにもオススメできます、というか硬派ゲーマーこそ熱くなれるゲームです。
キャラ作成のパターンは50種類くらいあるんじゃないでしょうか、パーツにも滞空時間が長かったり、斜面で停止できたりそれぞれ能力がついていて、自分をキャラメイクするということそのものが夢という世界観にバッチリで、しかもアクションとして出来栄えが素晴らしいゲーム。
ファミコンのアクションとして、僕の中の二大筆頭は「BANANA」とこの「ココロン」です。いやもう、中古屋で見つけたら是非買って遊んで欲しい。
そうです、ファミコン時代のゲームって世界観とシステムが上手く混ざった作品が多かったと思うんですよ。
今のゲームは、ゲーマーが満足するような自由で細かいシステムがある作品は多いんですが、大抵その世界観を生かしきれてない、ただシステムだけが浮いてるような作品を良くみるような気がします。
それはそれで面白いし文句つける気なんてないんですが、昔と今のゲームに感じる違和感ってソレが原因なのかなーなんて思ったりしたわけです。
そして昨日の三国志大戦でR郭嘉4枚目が出ました。
普通にいりません。