Amazonプライムビデオで吹替版を無料視聴できるようになっていた『羊たちの沈黙』を見ました。
名作と名高いこの一本、はたして?
あらすじ。
アメリカ各地で発生する女性を標的にした連続殺人事件。その手口からバッファロー・ビルと呼ばれるようになった犯人は捕まらず、捜査は行き詰まってしまう。
そこで、FBI実習生クラリスは服役中の天才精神科医ハンニバル・レクター博士に協力を依頼する。レクター博士はかつて、連続猟奇殺人を犯した元精神科医であり、その異常な知性と洞察力は、捜査にとって不可欠な存在だった。
レクター博士は、クラリスに心理的なゲームを仕掛けて翻弄しながらも、ビルに関するヒントを与えていく。
というもの。
この映画を視聴して僕は……もう「レクター博士!」の一言に尽きる!と思いました。
いや~、キョ~レツです、ハンニバル・レクター。
彼は知性と五感がカンストしたお化けドクターなんですよ。
初対面のクラリスに「使っている香水はレールデュタンだが、今日はつけていない」と見抜くシーン一発でボカンとやられました。凄い嗅覚と知識を持ち合わせたキャラクターに、相手の付けている香水を当てさせるというのは良くありそうなものですが、「今日はつけていない」という香水当てアプローチはシビれます。台本がかっこよすぎる。
言葉で心臓を直接鷲掴みにしてくるような迫力。実際に彼の前に立ってみたらどうなるんだろう、そんな恐ろしい想像をしてドキドキしてしまいます。きっと何もかも、丸裸にされてしまうでしょう。
レクター博士の凄まじいまでのキャラ立ちに霞んでしまいそうになりますが、バッファロー・ビルもだいぶサイコで、この手のクライム・スリラーが好きな僕はなかなかの好印象(?)を抱きましたね。
いや、むしろそういう映画が好きならばなぜ今までこの作品を見ていなかったんだ自分は。と石床に額を擦りつけてすりおろしりんごになっています、今。
アマプラで見れるので、ぜひぜひご覧くだしあ。しあしあ。
それでは今日はこの辺で。