へたれゲーム貴族

未知の世界への鍵(ゲーム)を手に。

【ウマ娘雑記23】あたり一面青・青・青。チャンピオンズミーティングMILE決勝振り返り



今回のチャンピオンズミーティングMILEにて、マイル・差しという限定条件下ながら嵐の如し大暴れを見せた青ルビーこと新衣装ダイイチルビー。
中盤~終盤始めのスキルがモリモリのウマは強い。
そんなゲームがウマ娘プリティーダービーである。
つまり青ルビーとはウマ娘プリティーダービーである。

予選第1ラウンドはともかく、第2ラウンドは右を見ても左を見ても青の紅玉が跋扈する宝石世界。

そんな中で青ルビーをガチャで引けなかったため、今回最もモチベーションが出なかったチャンピオンズミーティングなのである。


普段の育成でUDは全然狙えるサポカ資産を持っておきながら、この体たらくである。この頃私生活がややだるく、時間を取れなかったということもある。いや、一番の問題は間違いなく、強キャラである新衣装ルビーを引けなかった事によりモチベーションが低かった事なのだが、それにしても距離Sがついただけでモニタの前でガッツポーズして「ハイ!育成終了ッッッッ!!」と絶叫しており、この3体全員を合わせた総育成回数が9回というほんとーーーーーーにしょーもねぇプレイングであった。

予選勝率はぴったり50%。

思い出す度に口に出しているのだが、チャンピオンズミーティングは1vs1のゲームではなく1vs2のゲームである。
つまり、33%勝っていれば平均的な勝率が出ているといえるのだ。
むしろ50%は良い方なのでは?
ぶっちゃけ、決勝3割くらいの確率で勝てるのでは???

そんな言葉のイメージが頭の中をぐるぐると回る。
若かりし頃、ロードオブヴァーミリオンの筐体に向かって手首を振り続けた猛獣のようにギラついていた自分を思い出す。

心の顎(あぎと)に手をかざす。

とっくに牙は無くなっていた。

牙があればまだセイウチだったかもしれない。

今の私はオットセイだ。
アウッアッwwアウッwwwオーゥwwアッw


そして挑む決勝。

願いはただ一つ、青ルビー画面に出てきませんように



これは当然のことなのだが世の中はそういうやる気の無いヤツを咎めるように出来ている。

本当にありがとうございました。青ルビーのサンドイッチです。まぁまだ負けると決まったわけでは……やっちゃいなよ!そんな偽物なんか!!敗北のサブウェイ。トリプルミートBMTハムクラブハウスハムアボカド一丁!!!



掛かるしよ。




終わりニャ。



足りてねぇしスタミナ。
よくこれでチャンミGOサイン出したな。





ところが最終コーナーを回って直線に入った時、展開が動く。
ワンチャンスのホームラン狙いで仕込んだレッツ・アナボリックが6位で真芯を捉え、ダイイチルビーが猛加速を見せる。
更に3位につけていたダイタクヘリオスがハイボルテージ・アオハル力・垂れウマ回避をドンピシャのタイミングでフルバフ。

完成度の低さでどうせ人気は低いし他の逃げに先頭を譲るだろうと思い、伏兵や垂れウマ回避をなんとなく積んでおいたのがなんか良い感じによくわからんが吉と出る。



ヘリオスとルビーがバ群を突き放し、ワンツーフィニッシュ。

俺が相手の立場だったらキレているぞ。
ガハハ!これが競バだ!!

勝ち!!!!!




これでチャンピオンズミーティング 17勝13敗。
思わぬところで勝ちを拾えて本当に天運に恵まれたとしか言いようがない。



まだ心の何処かに住み着いている、ちょっとだけ対戦ゲームについて一種のマッチョイズムを持った鬼の私が「ベストを尽くさずに勝負の場に出た時点で罪なのだから記者会見を開け」と凄んできているのだが、このヘリオスの天使のような笑顔を見ればそのような心の声はただの雑音として処理して然るべきだろう。時には適当が正義である。相手からしたら、たまったものではないが、こういう事があるのも勝負の世界であり、転がしたダイスの出目が偶然良かったという事もたまにはあるだろう。本日はずっとノーマークだったダイタクヘリオスが実はとても可愛いのだという発見を以て、胸中晴れやかなまま筆を置くことにする。