へたれゲーム貴族

未知の世界への鍵(ゲーム)を手に。

ペルソナ3 リロードをクリアして。原作から18年目を迎えて今


ついさっきペルソナ3リロードをクリアしました。



朝から13時間ぶっ続けてプレイしてようやく。

多分かなり駆け足でのプレイでしたね、原作を18年前にプレイ済みなので、勝手が分かってる箇所が多かったというのもあると思います。

このゲーム、やはり話がめちゃくちゃにシリアスです。
作品が取り扱っている重いテーマの中でも特に『死』について描いている部分が非常に多く、今になって改めて考えさせられるものがあります。

アルカナに対応した22のコミュの中でも『死』『別れ』『老い』といったものを取り扱っているものが大半。

原作のペルソナ3は2006年に発売されたので、本作のリメイクに至るまで、18年間が経過しています。

18年という時間の重みは、もし僕が80歳まで事故や病気も無く無事に生きるとすれば、人生の1/5に相当します。
原作プレイ時のあの頃よりも、18年間も死が身近に迫ったということ。

実際、18年の間に経験した知人や身内の死は、ペルソナ3のテーマをよりリアルに感じさせてくれ、かつては「重い」「シリアス」と感じた物語も、今ならその深みを理解できます。しかし、死による別離を経験した今だからこそ、受け止めきれない感情も湧き上がってくるのも事実です。

ゲームというコンテンツは一瞬の歓喜に終わる娯楽ではなく、生き様を問う哲学であり、人生という名の迷宮に挑むための羅針盤たり得る。ペルソナ3リロードは、そのことを鮮烈に刻み込んでくれました。

本当に令和6年、2024年の今、ペルソナ3のシナリオにまた向き合う事が出来て心から、心から良かったと思っています。

もちろん、ゲーム自体も非常に面白かったです。
追加要素、改修要素もあり、原作と比べて心地よいゲーム体験が出来ました。
僕はこの素晴らしいゲームを生涯忘れないと思います。

とても久しぶりに聴いた『キミの記憶』は本当にズルかったです。




あ・・・
でも・・・


18年ぶりでもタルタロスがやっぱりちょっと面倒くさかったのは本心!!!!!




俺はモスマン。
モスマンは俺。

生きよう。
何があっても、モスマンになって。

読者の皆様も、より良い『生』を。