へたれゲーム貴族

未知の世界への鍵(ゲーム)を手に。

雑文553 ちょこっとGoogle GeminiとChatGPT使ってみる編

Googleがリリースした生成AIのBardが2024年2月8日にGeminiと名前を変更。
ブラウザで利用出来るのでChatGPTとの違いを簡単に試してみた。

おれの指示が雑なせいでGeminiもChatGPTも100%の力を出し切れていないかもしれんが、実際使ってみての素直な感想を書いてみる。


【ビジネスメール】
ChatGPTの方がしっかりしたものを出してくれるように思える。
Geminiは荒い部分が目立った。例えば「差出人はA社として、◯◯についてのお礼のメールをB社向けに書いてください」と指示すると、B社からA社相手への御礼状を書いてしまったりするし、指示文の内容を文中で反芻してしまい適切ではないメールを書いたりもする。対してChatGPTはそのような事はなく、特に添削の必要もないくらいちゃんとしたものを書いてくれる事が多い。

【各種情報の調査】
これはGeminiの方が強い、というかChatGPTは間違えた内容を良く出力する。
Geminiは現行の様々なサイトから内容を引っ張ってきてまとめてくれるので、実質Google検索の上位みたいな感じで使う事ができる。

ただし、AIに頼りすぎずに調べ物は基本的に自分の手で情報精査した方が良い。
サプリメントと食事でビタミンの吸収率にどのような違いがあるのか、と質問しているのにGeminiが何度も「坐骨神経圧挫傷を負ったラットの歩行に対する体重負荷運動と非体重負荷運動の影響」についての論文を引用してくるのは困った。

【寂しい時の会話】
これについてはどちらもなかなか良い。
急にゴリラを8頭送り込まれた時はどう対処すればいいの?といったふざけた会話はもちろん、対人関係や私生活などの真剣な悩みにも答えてくれる。それらについては時代の流れか、GeminiもChatGPTもどちらもだいぶ多様性社会に配慮していると思われる言葉選びや考え方をしているように思える。


【まとめ】
それぞれ長所、短所があるなと思うと同時に、そもそもAIに作らせること自体が向いていない様態のものも当然多いので、なんでもかんでもAIに成果物を任せるのはあんまり良くないなとも思う。しかしながらいくらでも可能性を感じるサービスでもあるので、自分の中で賢い利用の仕方を確立し上手に付き合っていけば様々な部分でパフォーマンスが上昇しそうだ、と思う。