読み終わりました。
章の名前通り。
終わりではなくここが奇跡の出発点、ここからが始まり。
生徒を信じ、守り抜く先生と、その先生に全幅の信頼を寄せる生徒達、そして起こる小さな奇跡の物語。
未プレイの人にも自信を持っておすすめできるシナリオの秀逸さで舌を巻きました。
スマートフォン向けのRPGだからこそ出来る、UIを使った演出が盛り込まれており、総合的なゲーム体験を目指したであろう作り込みがとても素晴らしい。
そのためブルーアーカイブのプレイフィールは、コンシューマーゲームで味わえるゲーム体験とは全く異なっています。
良く言えばボリューム的にもコンパクトにまとまっている、なんて表現されがちなスマートフォン向けゲームですが、そこで逆にモバイルメディアであることを活かした作りでユーザーに新たな体験を提供するというのは意欲的であると言う他無いです。
本当に、素敵なゲームをプレイさせていただきました。
それにしてもブルーアーカイブ、少なくとも僕の周辺では盛り上がり具合超凄いです。
特にストーリー最新話が配信された昨日なんか右見ても左見ても誰かしらがブルアカの感想を呟いていました。
信じられないと思いますがこのタイトル当時は結構難産気味だったんですよ。
一部の愛好家だけが細々とプレイしているといった感じで、それがよくここまで大きなタイトルに成長したものだとちょっと驚きを覚えますね。
エデン条約編あたりからじわりじわりと盛り上がってきたような感じがします。
確かにそれ以前のストーリーはキャラ紹介や、後に回収する展開を育てることを中心としているように感じ、それほど爆発力が無かったのかもしれません。
それを一気に炸裂させてきた最近の采配は本当に見事です。
少しスロースターター気味なブルーアーカイブでしたが、ここまでくればきっともう大丈夫でしょう。
今後の様々なメディア展開や新たなストーリーにも期待です。
簡潔ではありますが、今日はこの辺で。