へたれゲーム貴族

未知の世界への鍵(ゲーム)を手に。

ゲー録380 シールドウィング 戦術

ニイハオ!鉄壁要塞のシールドウィング諸君!
諸君の中にはシールドウィングになってはみたものの、中々PTに混ざれない…
というシャイボーイ&ガールがいるはず!
そんな諸君が爽やかにPTデビュー出来るよう、さらに皆に信頼出来る盾になれるように
このコラムを書こうと思った次第だ!ちなみに上級者は華麗にスルーしてくれて結構だ!
今回はレベル15~30あたりの盾戦士達に向けて主にPTでの動きを解説していくぞ!

用意するスキルは
★必須
・プロボーク
・プロボークシビアブロー
・エール
★出来れば装着したいスティグマ(レベル22~ 25~以降)
・プロボークロア
・キャプチャー

上記にあげた必須の3つがあれば大体攻略できるぞ!
資金とスティグマの破片に余裕があればプロボークロアとキャプチャーも手に入れておこう!

では具体的な攻略に入っていこう!
攻略対象は「トルシンクエスト関連」「カイダンクエスト関連」だ!


★STEP.1 まずPTに入ろう!

勇気のある者は自らPTL(パーティーリーダーの略だぞ!)になることもできるが
最初は誰かのPT募集に混ざる形で行こう!
シールドウィングである君たちの需要はうなぎのぼりだ!株価上昇中の産業だ!
盾募集は多いだろう!
勇気を出して、募集者の名前を右クリックし、ウィスパーを送るんだ!
「レベル○○の盾ですが よろしいですか?」と聞けばOKだ!
他の人が先着した等で、断られなければいよいよ実践編に入るぞ!


★STEP.2 到着した!

現地に到着し、胸の高鳴りは最高潮のハズ。深呼吸だ。
さて、ここで場合によってはいきなりPTリーダーの権限を受け渡されるかもしれない。
それは「サイン」を出して欲しいという意味だ。
サインとは、ターゲットに対して色々な意味をメンバーに知らせるマークのことだ。
リーダーのみしか使う事が出来ないが、上手に使いこなせれば狩りの効率がアップする。
初PTで上手にサインをこなす事は中々に難しいだろう。
素直に、サインを使った事がないから教えて欲しいと言うか
慣れている人にサインを任せても大丈夫か言ってみよう。

ひとまず君がリーダーではない場合について、とりあえず盾のやるべきこと、役目を解説していこうか。


★STEP.3 早速戦いだ!

シールドウィングのやるべき事は、敵を倒す事ではなく味方を守る事だ。
その為には、敵のターゲットが常に自分に向いているように仕向ける必要がある。
敵が誰をターゲットとするかを決める内部数値を敵対値(ヘイト)という。
これは直接目に見えないが、我らシールドウィングがこれからずっと戦う事になる数値だ。

具体的な戦い方について説明だ。
まずはターゲットに対して「プロボーク」を撃つ。これは敵のヘイトを上昇させる技で最重要なものだ。
プロボークで向かってきた相手に「プロボークシビアブロー」を撃とう。これでさらにヘイトを増加できる。
次に、守備力をアップさせるために「シビアストライク→エール」とコンボをつなげる。

これがシールドウィングの基本的な初動である。

次にターゲットの維持だ。
味方のキュアウィングのヒール、スペルウィングの攻撃魔法は敵のヘイトを急激に増加させるため
キュアウィングやスペルウィングにターゲットが向いてしまう。
そうさせないためにもターゲットの維持、すなわちヘイトの維持が大切だ。

これは簡単だ。初動と同じく、スキルのリキャストが解除され次第
ひたすら相手にプロボークとプロボークシビアブローを打ち込み続ければいい!

よほどの事が無い限りこれで大丈夫。


★STEP.4 応用編、様々な事態に対応するために

味方の過剰ヒールや過剰火力でヘイトが急激に後衛に対して増加し
ターゲットを維持出来なくなった場合。
そんな場合には「シールドスマッシュ」が有効だ。
リキャスト1分のため、連続使用は出来ないが命中させると相手がスタンするという特性を持つ。
相手がスタンしている間にプロボークのリキャスト時間を稼ぎ、味方には安全な場所に逃げてもらうのだ。

あまりにも味方のスペルが火力過剰で、常にターゲットがふらつく場合には一言
ヘイト管理がおいつかないので少しだけ火力を弱めて貰えますか?と言ってみよう。


次に、リンク処理。複数ターゲットの処理についてだ。
これについてはダメージディーラーとシーカー(妨害役)を兼ねるスペルウィングが大きな仕事をする。
具体的には、スペルウィングがターゲットではない敵にスリープ及びカースツリーの呪文を唱え
無力化させ、その間にターゲットを一体ずつ安全に処理するのが一般的な流れである。

この際、シールドウィングの心構えはおよそ2つ。

ひとつが、今受け持っているターゲットのヘイトが安定していると感じたなら
スリープやカースツリー状態になっている無力化された敵にプロボークを入れておき
あらかじめヘイトを仕込むこと。

もうひとつが、既に一つターゲットを受け持っている状態で
絶対にスリープやカースツリー状態の敵を殴って解除してはならないということ。

もしスリープ状態の敵を攻撃して起こしてしまったらせっかくのスペルウィングの働きも意味がない
2ターゲットを抱える事となり非常に危険である。
不注意で起こしてしまったら仕方が無いが、故意に起こす事は絶対にやってはならない。

既に受け持っているターゲットを処理してから、スリープ状態の敵を攻撃する事。
要約すると、最も気をつけるべきこととは「常にターゲットは一体のみ持つこと」となる。

ちなみにトルシンクエストならドゥカキ族、カイダンクエストならママキ族のような
戦闘力の低いモンスターならばいくらターゲットを受け持っても大丈夫。
受け持ち1ターゲットの原則はあくまでも、トルシン族やカイダン族のような強力なモンスターについてだ。


「プロボークロア」「キャプチャー」を取得しているなら次のような場面で使うと効果的だ。

●プロボークロア
・大量のママキ族がリンクしたとき、プロボークロアで一気にターゲットを抱え込む
・プロボークと併用してさらに敵のヘイトを上昇させる

●キャプチャー
安全に遠くの敵を引っ張る時に使いがちであるが
平時は温存しておき、後衛にターゲットがふらついたときに
呼び戻す使い方が有効!


★STEP.5 サイン

サインはTL(ターゲットリーダー)と呼ばれるターゲットを決定する役割の人が行うものだ。
TLはボウウィングなどが適しているといわれるが、一般的なPTの様子を見ると誰もが我ら
シールドウィングに任せているといったことが多いようだ。
なのでここではリーダーとなりサインを出す場合について簡単に説明しよう。

サインの種類はたくさんあるが、とりあえず数字の「1」「2」文字の「zzz」マーク
この3つを扱えれば基本的にOKだ!

一番最初のターゲットには「1」を。
次に狙うターゲットには「2」をつけよう。
リンクしそうな敵には「zzz」サインをつけることにより
スペルウィングにスリープを頼む合図となるぞ。




以上でおおまかなシールドウィングのPTでの戦い方コラムを終了する。
装備やスキルの値段の高さ、PTプレイでの決して低くない敷居…
仲間から必要とされるが、挫けやすいとも言われる職業、それがシールドウィングである。

時にはPTでの忙しさにめまいを覚え、さらにその忙しさを誰も理解してくれないかもしれない。
だが、確実にシールドウィングはパーティーに大きく貢献している。
他の職では得られない、大きなやりがいがあるのだ。
シールドウィングの諸君、胸を張って盾を構えるのだ!




PT プレイ!


















text by 革命中学生たくまゃん