【代表的なシールドウィングの写真】
シールドウィングとは、メインタンカーの役割を果たすクラスです。
敵のターゲットを己に集中させることでPTの安全を確保するのが仕事となります。
シールドウィングには、敵のターゲットを管理する為の
様々なヘイト管理スキルを持ち合わせています。
今回は、そのスキル群から代表的なものを幾つかとりあげ
一つ一つに焦点を当てていきますので
これを読んで頂いてシールドウィングに関する知識や
そのヘイト管理について少しでも考えて頂けたらな、と思います。
ネタ要素はなく、マジメな考察になりますので退屈かもしれませんが
ヘイト管理に興味のある方は是非一読くださいませ。
↓それではGO!!↓
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シールドウィングの代表的なタウントスキルがこのプロボークです
敵にダメージを一切与えず、純粋に敵対値(以下ヘイト)を増加させる事ができます。
その利点とは、クラウドコントロール状態(カースツリーやスリープ状態)にある
状態異常で無力化している敵に対して、その状態異常を解除することなく
ヘイト値を上昇させることができるという点にあります。
シールドウィングは、モンスターリンク時にスペルウィングが眠らせた敵に対して
このプロボークを使い続ける事により、スペルウィングをモンスターのターゲットから外し、安全を確保することが重要な仕事となります。
プロボークには、ソードウィングも覚える通常のタイプと
シールドウィングがスティグマで習得するプロボークロアの2種類に別れます。
スティグマスキルなので所持していないシールドウィングもいますが
PTプレイ向けに非常に約に立つので、余裕があれば習得をお勧めします。
プロボークロアは、10m以内の範囲の敵すべてにヘイトを向ける効果があり
雑魚敵の大量リンク時にはもちろん役に立つ上に
プロボークの補助として使うのも効果的です。
リキャストはプロボークが12秒 プロボークロアが30秒です。
シールドウィングの基本タウントスキルなので、これを使いこなすところからすべてがはじまるといっても過言ではないでしょう。
次にこちらが直接相手にダメージを与え、ヘイトを増加させる効果がある
「プロボーク シビア ブロー」です。
※注:画像は通常攻撃のモーションです。画像が無かったんです。すいません。
相手を直接攻撃するスキルなので、スリープ状態の敵を起こしてしまうので
プロボークのような使い方は出来ません。
使い道は、主にサインの「1」のターゲット、要するに今自分が受け持っている敵のターゲットを自分に固定し続ける為に使います。
基本的な使い方としては
リキャストタイムが解消され次第、打ち続けるのが良いでしょう。
リキャストは12秒で、プロボークと同じ周期で使う事ができます。
プロボークと交互に撃つ事で、ターゲットがより剥がれ難くなり安全度が高まります。
次に紹介するヘイトスキルは、意外や意外、なんと「キャプチャー」です。
他のクラスから見たら「えっ、ただ敵を引き寄せるだけじゃないの?」といった感想が聞こえてきそうですが、なんとキャプチャーにも敵のヘイトを増加させる副作用があるのです。
リキャストは30秒と長めですが、ターゲットが固定し難い時に
プロボークのダメ押しに併用する事が出来ます。
手馴れたシールドウィングですと、応用の使い方として
サイン1・2のモンスターがいたとしたら
サインの2番にキャプチャーを打ち、引き寄せ+ヘイト増加を行い
サインの1番はプロボークでヘイトを増加させるといったマルチな行動をこなします。
これによる利点とは、サインの1番に過剰にヘイトを溜めるより、ヘイトを分散させてより安全なPTプレイを行なえるということ。
ヘイト管理に慣れたシールドウィングの人ならば気付かないうちに行っているかもしれませんね。
サインの2番は状態異常にかけて無力化するのがPTプレイでの常識となっている為、プロボークシビアブローによるヘイト増加を行えません。
サインの1番を常にターゲット固定できるならば、過剰にヘイトを溜めても仕方がないので、あらかじめキャプチャー分のヘイトを2番に溜めておこう、という細かいですが確実に効果のある行動です。
サインの1番を倒し終わって、2番を攻撃したら2番のヘイトがキュアやスペルに向いていた…なんて危険を減らす事ができますよ。
最後に紹介するのは「シールドブロー」です。
盾防御が発動している場合に限り使う事が出来る限定スキルですが
ヘイト増加の効果があり見逃せないスキルです。
限定スキルの為、意図的に使う事が出来ないのが残念ですが
プロボークシビアブローと併用してターゲットをより強く固定する事ができる
反撃技なので、盾防御に成功したらまず、シールドブローでヘイトを稼ぎましょう。
さて、ここまででシールドウィングの5種類のヘイト管理スキルを紹介しました。
このほかにも、高レベルスティグマの「テラーハウル」などがあるのですが
習得に高レベルを要する事と、またリキャストが長く使い勝手が違うために
あえて紹介を省かせて頂きました。
※似た理由でDPスキルのパニッシュ系も説明を省いています。
シールドウィングは上に紹介した
およそ5種類のスキルをうまく使い分けてターゲットのヘイトを管理しているのです。
それぞれリキャストがあり、またプロボーク以外はスリープ中の敵には使えない為
これらのスキルを使い分けてターゲットのヘイトを管理するのは
中々に骨が折れる仕事でもあり、状況次第ではどうしてもターゲットの固定が出来ない時もあります…
そんな状態にならないように、キュアさんは、過剰だと思われるヒールは控えたり
スペルさんは無理やり最大火力を出したりしないように…など
パーティーの皆さんの協力も必要なのです。
私たち、シールドウィングは目の前の敵以外に、ヘイトという数値と戦っています。
そのことを少しでも意識して、行動を考えてくれることがあれば
この記事を書いた一人のシールドとしてこれ以上に嬉しい事はありません。
ヘイト管理は思ったより繊細な仕事です。
特に、リンク数が多かったり、上位のダンジョンにいけばいくほど
その管理も難しくなります。
ターゲットがうまく固定されずに危険な目にあっても、一概にシールドウィングに責任を求めるのではなく、皆さんで、ではヘイト管理を円滑に行うにはどうすればいいか?と一人一人少しでも意識してPTプレイを行って頂ければ私たちとしてもとても嬉しいです。
拙い説明でしたが、以上になります。
シールドさんも、その他の皆さんも、より楽しく円滑なAIONライフを!