へたれゲーム貴族

未知の世界への鍵(ゲーム)を手に。

ゲー録77 ひぐらし目明し編いまさらやってますよくけけ

ゲー録も77まで来た。


さて、ゲームに対する解釈は人それぞれ違う。
僕の「ひぐらしのなく頃に」に対する解釈は「恐怖ゲーム」だ。


僕は小学生の頃から、親が買ってきたホラー漫画を読みまくり(好きな作家は日野秀志!)大抵の二次元グロテスクではダメージを受けない精神を持っている。

まぁ、恐怖に対しては天下無敵の精神を持っているという自信は、SFCソフト「LIVE A LIVE SF編」によりいとも簡単に崩される事になるのだが。


そうだ。漫画みたいな「一枚絵」を相手にするのと「動き・音楽・意匠凝らした文章表示」を相手にするのでは勝負の土俵が違う。

そんな僕にとって「ひぐらしをなく頃に」がもたらす恐怖感は、およそ10年前に体験した「LIVE A LIVE SF編」を上回る、もしくは同等に感じる。


このゲームに感じる演出の妙味とは「ギャップ」を利用したものであると思う。
日常の何でもない、むしろ穏やかにすら感じる1コマから、じわじわと非日常へと誘い込むその演出の巧妙さ。
製作者は推理ゲームを謳っているが、ここまで来るともはや恐怖ゲームだ。


自分が、怖いゲーム(もの)は苦手中の苦手であることに気がつくのに実に19年間生きてきて今気がついた。
いや、10年前「LIVE A LIVE」で味わった恐怖から、「LIVE A LIVE」が特別に怖かったのだと目をそらしていただけかもしれない。


今回のひぐらしもまた、真夜中にヘッドホンで真っ暗な自室でプレイしている。
そんなに怖いなら昼間にやればいいのに、と思うかもしれないがそこはゲーマーの矜持が許さない(何故)。
僕がこのゲームを恐怖ゲームだと感じる以上、それには真正面から応えてやるのが僕のゲーマーとしての在り方なのだ。


だから、だから少し休憩させてください。
 まずは夕飯残りの麻婆豆腐をチンして食べてから心を落ち着けて、もう一度
ヘッドホンをつけて。
ああ、もう一度綿流しのあの「目」とか出てきたら今度は気絶するかもしんねえ
  あああああ怖えええええええ正直に怖えええよおおおまだプレイして1時間なの


ああああ うおお |i|_| ̄|○|i|