僕はソシャゲも好きだ。
ここ2~3年は遊ぶゲームはソシャゲの割合の方が多い。
しかし二万も三万払って使いたいキャラが出ないかもしれない市場には違和感を覚える。
自己管理がしっかりしていれば問題ないだとか、全ては自己責任であるというのは理解できる。
しかし「2万円、3万円、時にはもっと大きな金額を投資しても同時期に幾つも実装されたキャラのそのうちのたった一人も出ないかもしれない」という相場事情をそういった言葉で完結させていいのだろうか。
勿論これは「それだけの投資をプレイヤーが許容する、魅力的なセールスに成功にしている」と言える。
僕が知っている限り、各メーカーはその売上で胸がワクワクするようなイベントや、据え置きハードへの展開、その他メディアミックスとゲームの世界を広げ多くのユーザーを楽しませている。
全く問題は無いどころか素晴らしいサイクルであるといえるし、僕自身ソシャゲのユーザーイベントへ行ったりグッズを買って楽しんだりもしている。
しかし同時に前述したような違和感、もっといえば底の知れない怖さを感じ続けている。
この金額がゲームのスタンダートという認識を現代の子供たちが…
あ!!!
ここまで真面目に書いてから、自分がアーケードに使った金額を概算で出してみたよ。
最も通い詰めていた20~28歳くらいの時期、この8年でおよそ200万くらいでした。
もっといってるかも。。。。
うーん、1年で25万ゲーセンに使ってた計算になるのか。
ォェーッ、ソシャゲの相場がどうこう言えるのかな俺。
ただゲーセンで3000円使うのって結構時間も体力使うし、中々腹が満ち足りるもんです。
一方ガチャはワンタップ3000円。
ゲーマーの心情的には、確実な体験が伴う3000円が相場になる、そんな理想的な世界がいいなぁなんて思ったり。
もっと感情的にまとめると、ワンタップ3000円でうまくいけば他のプレイヤー大勢がもってない強キャラレアキャラで心行くまでゲームを楽しめる、って世界はもはや貴族の遊びだと思うんすよ、そういうキャラ大抵3000円じゃでないし、だからなんかこういった相場のゲームがびっくりするくらい流行ってる今ってどうなんだっつうね。うん、それだけいいたかったわ。
俺はもっとキッズ達には定価6500円で超能力を開発できる触れ込みで完全運ゲーをやらされるだけのクソゲーが売ってた事知ってほしいし実際手に取って金の重みを知ってほしいし、同じ金額でも一生語り継げるような名作もあるんだって事も体験してほしい。
ガチャ回すだけのゲーマーはちょっと寂しいかもなって思ったり。
この世における金って、何かしらの体験と交換できるもののうち、最も分かりやすくポピュラーなものだから。