へたれゲーム貴族

未知の世界への鍵(ゲーム)を手に。

ゲー録603 スーパーマリオブラザーズ ワンダーをプレイしている。




自分にとって新作マリオは30年ぶりくらいになるんだろうか。
幼稚園年少組の頃に我が家にきたスーパーファミコン、そしてスーパーマリオワールド。
それが自分にとって初めての楽しかったマリオ体験だった。
(4~5歳の自分は当時ファミコンのマリオはあまりに難しくて全く手が出なかったのだ)

小学生になって暫くするとNINTENDO64が発売する。
僕は友達の家で目を輝かせながらスーパーマリオ64を見ていた。
これが3Dなのか!!
マリオが奥行きのある世界を縦横無尽に駆け回っている!!

ゲームの進化について明確に衝撃を受けた初の体験だった。
NINTENDO64は買って貰えなかったので、ただただ、64のマリオを持っている皆が羨ましかった。

それ以来、マリオシリーズに触れる機会は無かったので、この度10月20日発売したスーパーマリオブラザーズ ワンダーは僕にとって久しぶりの、本当に久しぶりのマリオ体験だ。


ゲームの主な要素として、ステージに散らばっているワンダーシードを集めるというものがある。
ステージ上に隠されているワンダーフラワーなる物体に触れて、「ワンダー」を発動させた状態でステージを進めると手に入るのがワンダーシードなのだが、この「ワンダー」によりステージギミックがガラっと変わってしまう仕組みはとても挑戦的だ。

「ワンダー」が発動するととても予想出来ないような事が起こる。
大体は、近所のセブンイレブンが全部成城石井に変わるくらいの凄い事が起こる。
この「ワンダー」によりどのステージも飽きる事なく楽しむ事が出来るようになっているのは素晴らしい。


 

そしてユルいオンライン要素がとても良い。
ただひたすらに良い。

このゲームのオンライン要素は、ステージ上で他のプレイヤーのリアルタイムでプレイ中のゴーストが表示されるというもので、コースの隠し通路を互いにそれとなく教え合ったりする事が出来る。

隠しコインやブロックの場所を教え合ったりしながら一緒にステージをクリアした時の達成感と、どことなく感じる奇妙な友情が心地よい。


各種アクションの、バッジシステムによる拡張性、それにより生まれるステージクリアの多種多様なアプローチもゲームの奥深さを演出している。
同じステージでも攻略法が多彩に存在しているのだ。

そして何より、単純にアクションそのものが爽快だ。
暫くマリオから遠ざかっていた僕に、久しぶりにもたらされたこの素晴らしいマリオ体験!
思わず「ワンダー!」と叫んでしまいたくなるこの一本。
クリアまで飽きる事なく楽しめそうです。

そういや炊きたての白いご飯に海苔巻いて醤油をちょっと垂らすというシンプルなメシの食い方をしたら毎日これでいいやってくらいすごく美味かったんだけどこれもワンダーの一種ってことか?
では今日はこの辺で。