2023年7月20日、一つのアプリが配信された。
『ポケモンスリープ』ことPokémon Sleepである。
深夜まで
ゲームやってないで
寝ろ!
というメッセージ性を覚えたり覚えなかったりする本作をとりあえず配信日から3日間やってみました。
まず基本的なゲーム性についてなんですが
アプリを起動して眠り、起きる事でポケモンが集まってきます。
この時、集まってきたポケモンにおやつ(ポケサブレ、マスターサブレ)をあげることでフレンドポイントを溜め、一定以上フレンドポイントが溜まったポケモンを仲間にすることが出来るという仕組み。
集まってくるポケモンは日中にカビゴンを育成することで数を増やせるようです。
基本的にゲームの操作は起床時に集中するのですが、朝の出勤や通学の準備時間を妨げるほど時間は取られないようなバランスになっているため、アプリ全体で見たゲームの操作時間はかなり短め。
そのため他のスマホゲームとの掛け持ちが容易なのは有り難いところ。
ゲーム性に重きをおいたアプリというよりも、睡眠計測アプリとしての側面が強いですね。
起床時にはその日の眠りが「うとうと」「すやすや」「ぐっすり」の3タイプのいずれかとして計測され、そのタイプによって集まってくるポケモンが変わるようです。
これはスマホに搭載されているモーションセンサーにより分析されているとのこと。
タイプの分類は3種類のうち最も多く測定された時間ではなく、自身の今までの平均した眠りのタイプと前日比の状態などを比べて総合的に判定されるぽい挙動。
つまり「ぐっすり」の時間が最も多くても「うとうと」タイプとして判定される日もあるため、このアプリのために睡眠リズムを崩さなくても様々なポケモンと出会えるように作られているらしいです。
これは安心ですよね。ゲーマーってゲームのために生活リズムを自ら破壊することを厭わない人種なのでこういった設計ではもし無かったとしたらこのアプリのために暮らしのリズムが滅びるヤツが出てきていたぞマジで。
がっつりポケモンスリープで遊ぶぞ!!
って感じのアプリではなく、長期間続けて自分の睡眠リズムと向き合いながら毎日のささやかな楽しみにする。
そんなアプリだと思います。
とりあえず寝ろ!
どうせ布団に入ってもずっとTwitterかスマホゲームをダラダラやってんだろ。
寝ろ!
ポケモンスリープの最強なところは、起動して睡眠の計測に入ったらスマホで他のことが出来ないこと。
不摂生なオタクを強制的に寝かせる仕組み、かなり良いです。
寝ろ!
俺もお前も、足りてないんだ。
睡眠が。
それでは今日はこの辺で。