なんとなく深夜、パーティーが募集しているので加入してみた。
ちょうど未処理のクエストパーティーだし入って正解だったな、と思ったら
どうやら魔界への潜入クエストのようだった。
魔界へ潜入したのはいいものの、魔族達に見つかり襲われ
僕らはクエストを遂行する事が出来ないまま天界へ戻ってきてしまった。
このままではクエストが進まない…
そう思ったリーダーは、魔界潜入の為に人員募集を開始した。
果たして、この深夜にクエストを手伝ってくれる親切なプレイヤーが
一体どれだけいるのだろうか。
驚いた。
これほどの人数が魔界潜入の協力の申し出を快諾してくれたのだ。
奇跡的か、レベルやクラスもバランスよく集まり
これだけの人数がいれば僕らのクエストを邪魔しにきた
魔族もそうそう手出しは出来ないだろう。
とくに、この画像の最前線を走るピーオカというプレイヤーは
倒した魔族に対して適切に挑発行為をおこなうなどして
魔族を焦らし、統率力を奪う心理戦を展開していた。
こういったプレイヤーを僕も見習わなければ…と思ったと同時に
深夜にこれだけ集まって魔界へ攻めに行ってくれたプレイヤー達に深く感謝する。