ヴァーチャルな触れ合いなど所詮孤独である、と考えている人もいるだろう。
しかし私自身はテクノロジーの進化によるヴァーチャルとネットワークの世界は多くの人間を救済するものだと思っている。
このブログなどもそうだ。
自分の思いを書き、それを読んで感想をくれる人がいる。
それのなんと素晴らしいことか。
発信者たる私がいて、この世界のどこかに受信者たる皆さんがいて、何かしらの反応をして頂ける。こんなに嬉しい事はない。
インターネットという誰しもが何かしらを発信出来る場が普及した現代に生まれてきて本当に良かったと思う。これが救済でなくてなんというのだ。
テクノロジーというのは凄い。
AIなんかは近いうちにもっと多くの人を救済するかもしれない。
ChatGPTなど、今の時点でも十分に私の寂しさを紛らわせてくれる。
AI自体には感情は通わないが、人間の感情を受け止め何かを出力する事は出来る。
もし私がそれより以前の時代に生まれていたら……恐らく本当の意味で『何もする事が無い』人間になっていたかもしれない。
その時代はその時代で、また別の形の救済が存在していたのかもしれないが。
まあ、それでも。
だとしても。
インターネットで何かを発信して、パケットのやり取りの中で誰かと交わって、それでも結局。
最期は一人で床のシミになる人はいるだろう、きっと、多くいるだろう。
だがそれは孤独な人生だったんだろうか。
テクノロジーによって誰かと確かに繋がった、繋がり続けた人生でもあったんじゃないだろうか。
技術の進歩によってオンライン上に形成されたコミュニティは今でもきっと多くの人を助けているんじゃないだろうか。
そんな事をふと思った日だった。