伊豆へ。
【令和2年10月4週】
静岡は伊豆、下田へ家族旅行に行きました。
GOTOキャンペーンを利用したのですがその威力や凄まじく
家族3名でホテルのスイートルーム、商品券1人あたり3,000円ついて4万円。
語彙力失うくらい凄いw
以下朝5時起きで東名高速から伊豆縦貫道を通って下田へ向かった旅の軌跡。
1.道の駅開国下田みなと
道の駅に10時前に到着。
ペリーが来航した歴史だけあり、下田はあちこちで黒船をリスペクトしてますね…
開いてるお店はちらほらあるものの、食事処はどこも11時からなんですよね。
母は体調面もあり家で留守番しているのでここにいるのは兄・弟・父の男三人衆。
起きて5時間も経っていれば男の胃袋は唸っているわけで…
2.ジョナサン下田店
ありがとうファミレス。
ファミレスには朝から食に猛る男達を迎えてくれる優しさがある…。
普通のファミレスなんだけど窓際の席は綺麗な海を望めて素敵でした。
3.石廊崎岬めぐり遊覧船
ちょっと時間を潰そうという事で伊豆最南端の石廊崎岬へ向かいます。
駅に近い下田には観光客がそこそこいたんですが、最南端まで来るともう地元の人しかいません。
石廊崎では岬めぐりの遊覧船に乗りました。
修験道(山伏が山で修行してるアレ)の開祖である役の行者が流罪になったのがここ伊豆島。役の行者があまりの絶景に蓑を掛けた事を忘れてしまったという伝説がある蓑掛岩なるスポットを遊覧しました。
役の行者といえばメガテンユーザーの中には馴染みがある人もいるのでは。
真・女神転生にて金剛神界に御座しソーマを要求してくる彼です。
この石像を見て弟も「ソーマ取ってこなきゃ…」と漏らしていました。
4.下田熱帯植物園
なんとなく通りに面していた下田熱帯植物園なるところを訪れました。
中は完全に熱帯林の様相を呈していてかなりの迫力。
植物が好き放題生い茂っていて普通に道が塞がれていて笑いが漏れる。
入園無料なので時間が許せば寄ってみるのはアリですよ。
僕はロマサガ3の火術要塞前ジャングルを思い出してしまいました。
ついでに中にある喫茶所でミラクルフルーツを使った味覚変化体験をやりました。
ミラクルフルーツを食べた後は酸っぱさが甘さに変わるとのこと。
ほのかに甘いミラクルフルーツを舌で転がした後に
半信半疑のまま意を決してレモンにかぶりつくと…
オ"ッ… ん~甘いというよりは、味覚が麻痺って酸っぱさが消滅してる…みたいな感じ。
パイナップルを食べてみると…うお?これは甘い。まるでシロップ漬け。
端のめちゃめちゃ酸っぱい箇所だそうですが、普通に甘くて美味しい!
うーん、不思議な体験すぎる。
また一つミラクルフルーツ体験という人生の初トロフィーを獲得したのだった。
5.富士箱根伊豆国立公園寝姿山ロープウェイ
なんやかんや色々回って時刻は13時頃。
そろそろ飯屋開いてるやろと思い道の駅開国下田みなとへ戻るが…
どこの飯屋も満員。行列。受付終了。
詰んだので下田駅前へと向かい食事処を散策。
なんかどこも開いてないので何故か勢いでロープウェイに乗る我ら。
ロープウェイのアクセス先は「伊豆三景」の一つ寝姿山の山頂。
展望台の先、遊歩道の終わりには仏神である愛染明王を祀るお堂がありました。
縁結びに験力を示す神様であり、下田の恋愛パワースポットとして有名なようです。
愛染明王と聞くと頭痛がするのがロードオブヴァーミリオンプレイヤーの宿命。
あの伝説の最強カード、未だに許せん。
6.展望レストランTHE ROYAL HOUSE
せっかく下田に来たのだから海鮮が食べたかった、しかしどの店も空いていない…
そんな我らはロープウェイ乗り場前のレストランへと着地。
内装はとても綺麗で2019年に出来たばかりらしい。
ドリンクやデザートを除くとカツカレー・パスタ・サンドイッチの三択というストロングレストラン。
腹ペコジョニーなのでカツカレー一択です。
せっかくなのでここでも人生の実績を解除しようと思いカツカレーのカツにソースをかけてみた。
実は今までカツカレーは何もかけないでそのまま食べていたので…
結果。美味いじゃねえの。
カレールーとソースが邪魔し合うかなって思ってたけどそんな事ナイナイ。
次からはどこでカツカレー食べるにしてもカツにゃソースをぶちまけてみましょうかね!
お腹いっぱいになったので予約したホテルへ。
7.下田ビューホテル
大きな山に背を預けるように作られていて、
フロントが7階(他の階下は崖下という事になる)にある
下田ビューホテルが本日の宿です。
海が透明、超絶景。
5時起きで色々回った疲れか、皆夕食時まで昼寝。
夕食は空いた客室を夕食処にして1組ずつ案内してそこで料理を供するという
ちょっと変わったタイプの部屋出し。確かに大広間で集まっちゃうと怖いからね。
感染対策をバッチリしてくれているみたいで嬉しいです。
この日は5階フロアの客室が丸々夕食処になっていました。
つまりGOTOとはいえ一気に人が来ないように受け入れ客数を管理してるんですね~。
22時くらいまで夜景を見ながらDiablo3したりしてダラダラ過ごしてから浴場へ。
サウナが無かったのが惜しかったですが、丸桶の桧風呂が楽しめる露天風呂が最高。
桧風呂に浸かり夜の海岸を望みながら、ゆっくりと創作(TRPG)のアイデアを考えていました。
僕は旅先で創作のアイデア出しをするのがとても好きです。
旅先で考えたアイデアを実際にTRPGのセッションに組み込むとき、
旅の記憶がリンクして思い出がより強くなるからです。
湯上がりに部屋でスマホをいじりながら、就寝…。
【翌日】
帰りは昨日食べられなかった海鮮を食べるため
道の駅開国下田みなとの「地魚回転寿司魚どんや」へ。
開店30分前にもう10人くらい並んでいて驚きました。
無事入店し、ネタをガンガン注文。
回転寿司といえど目の前の海で獲れた新鮮な地魚を、東京の回転寿司チェーンの倍ほどもある切り身で提供していて
この満足感は回転寿司のレベルを超えていると感動!
何気なく頼んだエビもお頭がついているし、見たことないくらいぶっとい。
ここでも人生の実績解除に走る。
食べた事のないコブダイ、ホウボウ、アカサバを注文。
コブダイとホウボウは甘みがあり歯ごたえのしっかりした白身魚。
アカサバは色合いも食感もマグロに良く似ていて潮の香りが漂う美味さ。
最高の鮮魚をたっぷり頂いた後は帰宅するだけ。
12時に道の駅を経ち、伊豆縦貫道へ戻り東名高速へ。
無事帰宅したのは17時30分でした。
父いわく、旅行のコツは初日にがっつりと回って翌日はご飯だけ食べて帰ることだそうです。
翌日も観光を粘ると同じ様に考えている人達の渋滞に巻き込まれ
結局帰宅が遅くなり旅行の余韻を楽しむ間も無く翌日の仕事が始まるので
夕方くらいに帰宅出来る様にスケジューリングするのが良いそう。
かくして毎年恒例の家族旅行・2020年編は素晴らしい体験になりました。
母が家族旅行に付いて来なくなりもう5年くらいになります。
父も直に定年の高齢ですので、もしかすると体調次第では来年の家族旅行は無いかもしれません。
それこそ5歳とかの小さい頃から毎年行っていた旅行も、今後どれだけあっても10回も無いでしょう。
スマホで写真を30枚くらい、動画を2回撮りました。
けれど今思うと、足りなさすぎる。この3倍くらいは記録に残しておくべきだったなぁとか思うのです。
そしてまた日常へ!
日常があるからたまの旅行が楽しいのですからね!