7月18日、任天堂からNintendo Switch用ソフト『Nintendo World Championships ファミコン世界大会』が発売された。
このソフトは、ファミコンの名作タイトル13本から厳選された150以上の競技に挑戦し、タイムアタックにチャレンジする事ができるゲームである。
競技は1ステージクリアまでのタイムを競うものや、特定の行動を完了させるまでのものなど、様々だ。
大体の競技が短い時間でサクっと何度でも挑戦できて、隙間時間のプレイにもぴったり。
ファミコン世界大会は、世代ど真ん中のプレイヤーにとっては懐かしく、世代以外のプレイヤーにとっては"伝説のソフト"について知る機会と言えるだろう。
中でも注目のモードは世界ランキング大会。
これぞタイムアタックの祭典といえる内容。
まるで己の極限に挑戦する登山家の如くストイックに限界を追求できる。
自己ベストという頂を目指し、世界のプレイヤーと競い合おう。
個人的にお気に入りなのは、サバイバル大会モード。
世界中のプレイヤーのゴーストと対戦をするモードで、自分を含む8人対戦からスタートして競技毎に遅かった者の半数が脱落していく。
モードを2種類から選ぶ事が出来て、エリートモードを選ぶと正直相当手強いプレイヤー達のゴースト(各競技クリアランクA以上は当たり前の速度)と対戦する事になる。
これが本当に強く挑戦のしがいがある、燃えるぞ。
「ファミコン世界大会」は、単なるゲームにとどまらず、一つの文化体験と言えるだろう。ファミコン世代の人にとっては、青春時代を再び味わうことができる貴重な機会であり、若い世代の人にとっては、ゲームの歴史に触れることができる貴重なチャンスだ。
あなたはファミコンストライク世代だろうか。
それとも両親や兄姉がプレイしているのを眺めていた世代か。
はたまたファミコン自体、全く未知なる文化の世代だったりするだろうか。
懐かしさを味わいたい人も。
タイムアタックに挑戦したい人も。
ファミコンという文化に触ってみたい人も。
その誰もが「ファミコン世界大会」をプレイする価値が間違いなくあるだろう。
8ビットの世界がプレイヤーを、キミを、待っている。
※僕が当時好きだったファミコンソフトはファイナルファンタジーⅢでした。RPGは競技にないので残念(?)です。