例のアプリ、魔剣伝説ですが
インストールした日に9時間ぶっ続けでクエストとボス周回してました。
お陰様で色々と見えてくるものがありました。
このゲームやたらと「サーバー一位になるのちょろい!」という推し方をしています。
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ちょっとでもMMOやった事ある人ならサーバー一位ちょろいとか寝言は寝て言ってくれっつー噴飯もの以外の何物でも無いんですが、ちょっとしたトリックがあってサーバーランキング入りがかなりちょろい事になってるんですよね。
そうです、サーバーが650個もあるんですわ。
しかも全部に「人気」の表記が付いてる。
ログイン人数が多すぎて負荷が高いサーバーではプレイするのも一苦労だったネトゲなんかを遊んだ経験がある身としては「本来ネトゲのサーバーってそういう為にあるもんじゃねぇだろw」としか思えないんですけど、あまりにも面白いので良しとしたくなります。
さらには課金導線の手口もえげつない意味で上手。
このゲーム、無限ボス以外のボスエリアは自動PvPの仕様になっていて、ボスドロップを狙う前に他のプレイヤーを排除しなきゃいけないんですよね。以前紹介した通り技術介入度が一切無いので、「無課金やけど操作上手いから課金者しばけるで」みたいなプレイは不可。純粋に時間かけて無限ボスで鍛えるか、課金装備で罷り通るか。というかその両方のスタイルが最も強い。
令和のタイトルですが、ソシャゲ黎明期の「カードの強さで勝負!」というガラケー時代のシステムに巻き戻っているわけなんですよね。
上達する為に考えながらプレイする必要はなく、現実的な価格の投資でサーバーランキングに載れる。
これが魔剣伝説のセールスポイントというわけです。
■こういうアプリもきっと必要。
前回の記事で散々めちゃめちゃ言いましたし、実際このアプリ"マジ"か?と思ってます。ですがなんとなく、こういったタイトルも必要なんだろうなぁと最終的には思いました。
正直なところこれでMMORPGを名乗られたら他のMMORPGは何なんだよ。と真面目に考えてます。ですけどまぁゲームの腕関係なく小遣い入れたらある程度承認欲求が満たせるという娯楽が必要な人達も世の中には居るでしょう。
こういったタイトルが世に跋扈したら今後リリースされるタイトルはゲーム性が薄い作品ばかりになる!なんて危惧も全くしてないです。今の世の中、幾らでも面白いゲーム出てますしね。
(近年マジで面白いと思ったのはこの辺)
そして魔剣伝説でサーバー一位になるためにゴリゴリ課金して四六時中スマホに目を光らせるのも、他ゲーに目玉ひん剥いて熱中するのとあまり変わりはないのかもしれない。ランキングを目指す行為自体が、きっと等しく酔狂なのではないか。難しい事をしているかそうでないかの違いはあれど、姿勢は多分同じはず。そんな風に考えたりもす……
ん???
ところで
なんかみたことある気がすると思ったらアカンやつや!! #魔剣伝説 pic.twitter.com/FzEk4QXKaZ
— めがりす (@Megalice_) 2020年5月28日
これはダメなやつでは???
「あの~、貴社の運営する魔剣伝説の領地イベントにて、ブリザードさんのハースストーンより絵柄がそのまま使われてるのですが~…」と問い合わせてみたところ
報告ありがとうございます!
すぐ修正します!!
とのこと。
うん、もうちょっと、こう、あるじゃろ。
魔剣伝説、ダメっぽいです。
ダメでした。