へたれゲーム貴族

未知の世界への鍵(ゲーム)を手に。

ドラクエライバルズ攻略情報wikiの件で思うこと

ドラクエライバルズ攻略情報wikiなる攻略サイトこちらの記事にて本日「ランダムダメージの対象考察」と称した考察記事があがっておりました。
対象をランダムで指定するダメージが明らかにリーダーに飛びやすいという世論を受けての調査のようでした。
しっかり検証されれば中々実用的なデータが得られるなと思い記事を開いたのですが思わず唖然。

そこにはランダムダメージの対象を2回実験し2回ともリーダーが対象となった結果からランダムダメージがリーダーに飛びやすい!という内容が掲載されていました。

当然ツイッター上で話題になり始め、回数実験の部分は「考察検証中」という表記に変わっていました。

騒ぎになりすぐに表記を変えた事からも知名度上昇の炎上狙いというわけではなくマジな様子。
ゲームライターとしてどうか以前に、常識とか人の基礎みたいな部分で完全にアウトなんですが誰も止めなかったのか…2回だぞ、2回、20回でも有用なデータには成り得ないのに。

…10年前ですらゲームプレイヤーにライト層が激増したと言われていたんですから今はその傾向もより顕著でしょう。
ハードを買わずともスマホ一つで色々なゲームが楽しめるわけですからスマホ普及率とゲームハード普及台数も鑑みてプレイヤー人口のうちかなりの数がゲームリテラシー(ゲーム関連の調べものとかも普段あんまりしない人達含む広い意味で)に明るくない層が占めているのは間違いないと思います。
そういった層ならだまくらかせると思っているのか、著名プレイヤーの意見をツギハギしただけのような攻略記事が溢れてる世の中ですが、これはもうそういうレベルじゃない。
こういう記事が堂々と出ちゃうのはゲーム遊んでる皆さん思いっきり馬鹿にされてるとしか思えないよ。
たとえ向こうにそういう意図がなくとも。

少なくとも暫くは僕はこのサイトを2回検証考察マンの記事を平気で世に送り出すサイト、もしくはそういうマンを飼ってるサイトだって色眼鏡で見ちゃうよ。



ここから先は単純に願いにも似た事を書く。

僕が言いたいのは本気でこういうサイトが消えてほしいとかそういう事じゃない。

対戦ゲームの正しい情報、有用な情報を探すのって結構難しいんだ。
ファミコン世代スーファミ世代でインターネットにも親しんで程度リテラシーを身に着けたプレイヤーですら意外と苦労する。
だから、もっと若い世代とか、そもそもネットで調べ物をあまりしない人達は凄い大変なはずなんだ。
調べたワードで検索ページの上位に出てきたサイトをアテにするしかない。
SEO云々とか検索結果についての話は一先ず置いておく)

だからこそ、ゲームタイトルにwikiって付けて検索したら出てくるこういうところは迷えるゲーマーを導いてやらなきゃいけないんじゃないの?ってこと。

なのでちっとは自分の記事が全員に見られているという自覚くらい持ってほしいし、そもそもライターに自覚があったらこんな記事は出しとらんと思う。

ライティングノルマだとかPVあたりのアフィの稼ぎだとか、それだけを気にして適当に記事を書いてるんだとしたらマジでバッチバチにディスってくよ。

書き手も読み手も笑顔になれるような、もっとゲームを楽しめるような、そんなサイトが増えてほしい、それだけなんだ。