中央線新型車両の車内TVにてパソコン教室アビバのCMが流れているのだが
どうにもこれが腑に落ちないというか気にいらないというか…。
まず、二人の人物が登場するのだが、
一人はどうにも冴えない外見の電車男風の眼鏡の男性。
もう一人はいかにも爽やかで社交的な雰囲気を出している男性だ。
この二人の人物に対して、会社の各支店の売り上げ報告書データを作成せよ、という課題が出される。
作成にあたっての使用ソフトはExcelだ。
作成にあたっての明確なビジョンが見えないのか、冴えない男君は首をかしげるが
対して爽やか君は頭上に閃きマーク(電球)を出す。 ※余談だが電球を閃きマークと言ってしまうのはロマサガファンだからか…
閃くだけあって爽やか君、スラスラと支店名を打ち込み、売り上げ計算をVLOOKUP関数を利用して弾き出し
最後はグラフウィザードを使ってパッと報告書を作成してしまう。
一方、冴えない男君はミスを連発し、報告書を完成させることが叶わないのだが
そのミスとは支店名の打ち間違い(タイプミス)だけなのだ。
どうにも俺はここに違和感を感じてしまう。
もし、出来るヤツと出来ないヤツを対比させて、アビバに通えばここを克服できる、と宣伝したいならば
冴えない男君はExcelの関数でつまづくべきであると俺は考えるからだ。
何せタイピングミスで日が暮れるなどアビバに通う以前の問題である。
少しでもExcelをかじった人間ならば最初に関数の有効利用法が壁になるだろうことはわかるはずである。
てっとり早く出来るヤツ、出来ないヤツを登場させて比較させたい場合には有効な表現をしているCMかも知れないが
しかしある程度パソコンを知っている人間から見ると、出来るヤツと出来ないヤツの比較レベルがそもそも間違っているといわざるを
得ない。
より魅せるCMに作るならば、冴えない男は「支店名までは打ち終えたが(ここまで誰もが出来るレベル)支店の売り上げをはじき出す
にはどうすればよいのか?(ここが関数を勉強するレベル)」という疑問を抱かせてやるべきなのだ
もういっその事俺がCMを作ったほうがいい。
以下俺が考えたアビバのCM↓
…時は世紀末!
世界は核の炎に包まれパソコンが出来ない男達は次々と死んでいった!
ちにゃ!あわびゅ!(断末魔)
そこに華麗な技でパソコンを操る男が一人…男の名は…アミバ!アミバ流パソコン神拳の使い手である!
アミバ「俺は天才だ~!」
Excel、Word、Power Pointまで、あらゆるオフィスソフトを使いこなすアミバ!
対するケンシロウは………「あたたたたたた!」タイピングが早いだけ!
オフィスソフトの使い方は全くわからない!!
ケンシロウ「ここがわからん」
アミバ「任せろ~!」
アミバからオフィスソフトの真髄を学んだケンシロウ!
そしてケンシロウの技術が炸裂する!
アミバ「うわらば!!(断末魔)」
ケンシロウ「さらば…アミバ…」
これからの時代を担う男達のパソコン教室!!アビバ!!!!バァーーーン!!!!!
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これくらいしないとあのCMじゃあアビバはだめだ。