雑多文章録64 卒業研究
そろそろウチのクラスで卒業研究の時期に入りました。
担任「例として持ってきた先輩の作品です」
プログラミングコースの連中の作品ばっかもってくんなよ。
高度なプログラミングが出来ないとかじゃなくて
パソコンコースでアンタらプログラミング教えてないでしょうが。
そんな文句が飛び交う中、担任が比較的ボクらとレベルの近い作品を持ってきました。
何やら我らのコースの先輩が作ったアドベンチャーゲームの様子。
実演で先生がプレイする事に。
背景の前面にテキストが出てくるオーソドックスなADVらしい。
プレイ開始と同時に、いきなり背景に我らの校舎が!
おお、本格的なADVみたいだ!すげえ!
そしてその次に映し出されたのは夕陽の通学路。
止まれ の文字が印象的…あれ?
これ、○姫の下校時背景じゃないですか。
班員A「これパクりすぎだろ!」
班員B「おい俺秋葉思い出しちゃったじゃねえか」
班員C「何だよ、選択肢が出てくるとこまで一緒かよ」
ざわめきだす班員+俺。
この背景を見て騒いでるのはウチの班くらいなもんですが。
しかし、この本格的と思われたADV。総プレイ時間15分ほどで終了。
ゲーセンに行って、俺は大会で優勝した。とかでエンディング。
テキストにヤマもオチも意味もなく、唯一ネタになる場所といえばあの背景だけ。
むしろこの作品自体がネタでした。
班員A「もう終わりかよ!!」
班員B「CGルームとかねえのかよ!!」
班員C「回想モードとかねえのかよ!!」
このくらいの作品なら、どっかのADV作成ツールかなんかで一週間で作れそうな気もしますが。
あ、こんなんで卒業研究いいんだ。
肩の荷が降りる班員達。
先輩、素晴らしいADVをありが乙。