サガ信者の私が勝手にサガシリーズを語る。
第一回はロマンシングサガ(SFC版)
これをプレイしていた全盛期が小4、5くらいだった
印象としては敵のサイドアタックやバックアタックで陣形が乱れるのが
めちゃめちゃウザく、ダンジョンによっては敵の数がありえないほど沸いていて
とにかくプレイには気合と根性が必要な作品というイメージが強い。
そのため、当時はプレイするにしてもかなり気合をいれて攻略しようとしていた覚えがある。
ロマサガには多数のイベントがあるが
小学生当時の私の一番印象に残っているイベントはなんといってもアサシンギルド壊滅に関する一連のイベントの一つだ。
私はいつも主人公に都会の盗賊ジャミルを選んでプレイしていた
当時から三枚目キャラが好きだったらしい。
このジャミルで冒険をはじめると、初期メンバーに相棒のダウドがいる。
他に仲間になる主人公級メンバーと比べ大して強くないため、いつも外していた。
このダウドを仲間から外し、イベントをいくつか進めていくとそのイベントは起こる。
ある程度仲間が強くなり、冒険の出発地北エスタミルに戻ってくると、
酒場の女性からある危険な仕事の依頼を受けることができる
かつてクジャラート地域を脅かしていたアサシンギルドが復活したので
それを壊滅してほしい、という依頼だ。
この依頼を受けて北エスタミルの宿屋に泊まると、一人の男がいままさに宿泊しようという主人公に向かって「死ね!」の一言とともに襲い掛かってくる。
襲ってきた敵は・・・「ダウド」 かつてジャミルの相棒だった男だ。
ゲームの敵に話し合いの余地などない、結局ダウドを倒す
「クジャラート・・・ばんざい・・・いたいよー、しにたくないよ」
ダウドは仲間から外れて、その後なんとアサシンギルドの一員となっていたのだ
「ダウド!ダウドじゃねえか!」
変わり果てたかつての相棒に声をかけるジャミルだが、ダウドは既に瀕死であった
「アサシンギルド・・・タルミッタの西・・・に」
アサシンギルドの場所を告げるとダウドは息絶える。
なんてインパクトの強いイベントだろうか
私は今でもロマサガと聞くと真っ先にこのイベントが脳裏をよぎるのだ。
幾ばくかの謎も残る。アサシンギルドの一員でありながら、場所を告げたダウド
組織の壊滅を望んだその胸中を伺い知ることは、出来なかった。