へたれゲーム貴族

未知の世界への鍵(ゲーム)を手に。

『Wizardry Variants Daphne』事前情報から感じていた事と実際にプレイして思った事

ソシャゲウィザードリィこと『Wizardry Variants Daphne』ですが配信から一週間が経ちました。

実際にプレイしてみて、公開されていた事前情報から感じていた事との相違について簡潔に書いていきたいと思います。


:馬小屋とメンタル


馬小屋に泊まったり特定の条件でキャラクターのメンタル値が低下し、これが実質的なソシャゲにおけるスタミナ制になっている。というような事前情報がありましたが、単に馬小屋に宿泊するだけでそこまでメンタルが下がるというような事もなく、一回の冒険でエコノミーの宿泊代分の黒字を出す事も難しくないのでここらへんの仕様は思ってたほどネガティブには感じていません。

毎日10時間くらい遊ぶ!!!といった気合の入ったヘビーユーザーならともかく、1日2~3時間くらい冒険して遊ぶ分はここらへんは全く問題があると思いませんでした。


:冒険者ガチャ

本作はキャラクターメイキングによるパーティ編成ではなく、探索や現金での購入などで『遺骨』を入手する事であらかじめ用意されている冒険者をパーティに加えるという仕組みになっています。実際、クラシックなシステムを尊ぶプレイヤーからは批判が出る箇所かなと思います。僕も遊ぶまでは「けちなはいきん主義者か……?」と少なからず感じていたのですが、最高レアの配布がある上に、別にノーマルレアの冒険者だから著しく不利なバランスになる、というわけでもないように感じます。今のところ僕も戦士と僧侶はノーマルレアのキャラクターを使っています。

またデフォルト名が「名もなき~」と設定されている職業が一通りガチャの最低レアで出現するようになっており、ここらへんは昔ながらの仕組みで遊びたい人に自由に名前をつけて遊んでもらいたい開発側の配慮だったりするのかなと思いました。

:その他の感想

ウィザードリィといえば罠の解除ですが、盗賊だから95%の確率で成功するといったものではなく、タイミングをはかるミニゲームになっています。ジルオールの宝箱を思い出します。これ眠い時にやっちゃだめですね。


呪文の名前が「カティノ」や「ディオス」といった元祖の名前で遊べます。これは結構感動します。僕みたいなプレイヤーは「キュアポイズン」ではなく「ラツモフィス」で毒を解除したいのです。これは中々嬉しいなと思いました。

また、マーフィーズゴーストに相当する敵キャラが存在しています。それほどは羽振りがよくはないのですが、まぁまぁ安全に稼げるのでこの作業を繰り返すのも意外と楽しいものです。


ノーマルレア、最高レアの冒険者とも色々なビジュアルのキャラがいます。ムサいドワーフのおじさんもいれば、モブっぽい顔の人間戦士もいるし、美女もいます。美女は結構美女なので、令和のプレイヤーにも受け入れられそうです。


本作には死臭漂う地下迷宮を冒険してるんだから体が汚れていくに決まってるだろ。といわんばかりの謎のこだわりが備わっており、宿泊を馬小屋で済ませているとキャラが汚れていきます。特殊な嗜好を持っている人に優しいといえます。見た目が汚れる以外のデメリットは今のところ無い様子です。


総評:
HPやダメージといった数字のやり取りの規模は『BUSIN Wizardry Alternative』を彷彿とさせるところがあり、カメラワークの演出の良さも含め、全体的にBUSIN寄りのウィザードリィという感想です。正直、事前情報のメンタルやガチャ関連については実際に遊んでみるとほとんど気にならないように思えました。

結構、感触は良いので暫く遊び続けようと思います。

それでは、今日はこの辺で。