へたれゲーム貴族

未知の世界への鍵(ゲーム)を手に。

ゲー録290 剣と魔法と学園モノ。 ととモノ簡易攻略まとめ


潜ってますかー!(ダンジョンに!)
今回は6月26日、PSPにてリリースされた本格ダンジョンゲー
「剣と魔法と学園モノ」略して「ととモノ」を簡単に攻略していくぞー

~このゲームについて~
一部の人は知ってるけど、実はPS2のWizardry XTH2と内容が丸被りです。
(それについてはまぁ業界の事情があって決してパクりではないんだけどね。)
ダンジョンの構造、イベント内容、学科(職業)、種族、インターフェースまで
ほぼ全てWizardry XTH2をそのままPSPに移植して、一部名前を変えただけ

という内容である事を購入検討者に一言言っておく必要があります。
逆にいえば、携帯機でダンジョンに潜りたい人とか
XTH2を携帯機でやりたい~って人にはおすすめできるよ。

前置きはこのへんにして今回はプレイに最重要なパーティ編成について
各種族と学科の紹介をしていくぞ。
初心者もそうでない人もこれを参考にしてパーティを組んでみてくれ!

※!
一つ誤情報がありました。
「宝箱の入手確率が運に依存する」
と書いていますが、どうやら信憑性の無い情報らしいです。
一応、下記の原文はママ残しておきますが
怪しい情報でありますのでご注意を。
7月20日追記



[種族]


・ヒューマン
力8 知8 精8 命9 早8 運9 合計50
特徴:万能タイプ
いわゆる人間ですね。能力値は平均的。
器用貧乏と言われる事もあるが、種族相性と装備次第で
全ステが20越えする為総じて優秀な部類に入ると思われる。
どの学科を任せても安心して育成できる。


・エルフ
力7 知10 精10 命7 早9 運8 合計51
特徴:魔法向けの万能タイプ
ヒューマンより力、命に若干劣る分魔法系能力が高め。
定番は魔術士系だが戦士系もそこまで悪くない。
ただやはりHPが伸び悩むので後衛で狩人あたりが適任か。


・ドワーフ
力11 知6 精10 命11 早6 運7 合計51
特徴:戦士、僧侶向けタイプ
今までのWiz系ゲームだとガチムチな印象があったけど
今回は見た目ケモミミ少年少女だ!ケモナーホイホイ。
運、早が悪いので盗賊には不向きだが力と精、命に優れ
序盤は僧侶にして前衛に出しても戦士に劣らないくらい強いぞ。
後半は君主で活躍できるので前衛として優秀です。


・ノーム
力5 知14 精11 命5 早5 運9 合計49 +浮遊&即死防御持ち
特徴:魔法特化タイプ
知の高さは目を見張るものがあり、完全に魔法職特化の能力値。
命も力も最低の為、前衛に出すとすぐ死ねるよ。
また、早も最低なので盗賊職にも向きません。
司祭でもやらせましょう。基本能力が低いかわりに
次の3つのメリットを持っている。
(1)種族相性補正が高い (2)浮遊持ちで床の罠を無効化 (3)即死攻撃を受けない


・クラッズ
力6 知6 精5 命6 早12 運14 合計49
特徴:盗賊タイプ
早、運を生かして盗賊がおすすめ。むしろそれ以外の学科はキツイ。
特に運は全種族最高値の14を誇り種族相性、装備で補正すると
30に到達することもあるよ。
戦闘にはとことん不向きな能力だが、運の高さは宝箱のアイテムの品質に
ダイレクトに関わる為、アイテム収拾にはもってこいの種族。
運30越えのクラッズなら宝箱からレアどんどん拾ってくれるよ。


・フェアリー
力5 知9 精7 命5 速14 運12 合計52 +浮遊持ち
特徴:盗賊、魔法タイプ
クラッズよりさらに貧弱な為、戦士系には完全に向かない種族。
また装備制限が厳しく、特に中盤で主要となる武器、防具に制限があるのがつらい。
盗賊や魔術士がおすすめ。特に早は全種族一番、運は2番目の為
レアアイテム狙いの盗賊系学科としても優秀です。
また浮遊持ちの為、不意の床トラップでの全滅も避けられる。


・フェルパー
力9 知7 精8 命10 早12 運6 合計52
特徴:前衛向き万能タイプ
猫さん。
ヒューマンより力と命が高いので前衛として優秀だけど
別に魔法学科も苦手ではないよ。
筆者のオススメはこのフェルパー+侍の組み合わせ。
早の高さで先手を取り、首切りつき武器での前列攻撃スキルは
雑魚戦を手っ取り早く終わらせてくれるとても便利な組み合わせ。
総じて優秀な種族だけど、運が最低値なので宝箱を開けるのは不向き。


・バハムーン
力14 知5 精5 命14 早6 運8 合計52 +ブレス持ち
特徴:戦士特化タイプ
驚愕の力、命14を誇り戦士系学科の適正は最強を誇る。
弱点は動きが鈍いので先手を取るのが苦手なくらいか。
あと、知、精が最低の5なので魔法職も向いていない。
ブレス攻撃ができるけど後半ではおまけ程度。
とにかく敵を殴ってナンボの種族。


・ディアボロス
力9 知12 精8 命10 早8 運7 合計54 +ブレス
特徴:万能タイプ
力、知、命ともヒューマンを上回り、魔術学科、戦士学科どちらも
高い適正を誇る上にブレス攻撃のおまけまでついている反則な種族。
しかし、代償に他の種族との相性が絶望的に悪いので編成に気を使う。
早は平均値、運は低めなので盗賊学科には若干向いてないか。


・セレスティア
力7 知8 精14 命7 早8 運10 合計54 +浮遊
特徴:魔法向き万能タイプ
精が最高値の14だが、実は精も知も呪文の習得速度程度にしか
影響しない能力なのでこればかり高くてもなぁ…というのが正直なところ。
(それを言ったらノームとかも同じか)
力も命もエルフと同数値なので、前衛もそこまで悪くは無いが
戦士系をやらせるならプレイヤーが愛で乗り切る必要あり。
種族相性は高い方で、浮遊持ち。
運も3番目に高いので盗賊をやらせてもいいかもね。


[学科]

・戦士
オススメ度
序盤★★★★★
中盤★★★★☆
終盤★★★★

基本学科といって侮る事なかれ。
成長速度と装備品の豊富さ、HPの成長率どれをとっても優秀。
正直前衛に2名いても困らないくらい。
全呪文を1種類ずつしか継承できないのが唯一の弱点。


・魔術士
オススメ度
序盤★★★★★
中盤★★☆
終盤★★

探索に便利なマッピング、浮遊等の呪文を習得する為
序盤に一人必ずほしい学科。
また、序盤~中盤にかけて攻撃呪文は対強敵用の火力となりうる。
レベル22で全呪文使用回数がMAXになる為、そのタイミングで転科するのが良い。
正直、後半にずっと魔術士のままでいても強力な武器も持てず
HPも伸び悩む為微妙であるからです。


・僧侶
オススメ度
序盤★★★★★
中盤★★★★
終盤★★★★★

回復、補助呪文のエキスパート。
序盤はいわずもがなRPGの定石として必須の学科。
また、他のゲームの僧侶と違ってHPも伸びる上に攻撃力もそこそこある。
探索中に自動でMPを回復するというスキルを持ち合わせており
後半、全系統の呪文を習得させてから僧侶に転科することで
もはや不気味といえるほど便利な学科と化す。



・司祭
オススメ度
序盤★★★★
中盤★★★★
終盤★★★★

なんといっても未鑑定のアイテムを識別できる能力がウリ。
いるとグッと便利、いないと不便だけどまぁ何とか…といった感じ。
魔術、僧侶呪文の両系統を習得するが習得速度は遅く
マスターレベルは37と終盤(というかほぼクリア後)になってくる。
序盤は金銭のやりくりに困るので入れておいた方が良いかと。
戦闘力は僧侶以下。HPもあまり伸びないのがネック。


・召喚士
オススメ度
序盤★★
中盤★★★
終盤★★★☆

各ダンジョンのセンターにある魔法陣に触れることで
召喚呪文を一つずつ習得していく特殊な学科。
その為、序盤の召喚術は心もとなく序盤にオススメはできない。
真価を発揮するのは後半、召喚術が揃ってからとなる。
後半は状態異常攻撃が乱れ飛び致死率が高くなるため
召喚モンスターを身代わりに利用する事は極めて有効な冒険手段となる。
また、呪文系学科の中では比較的戦闘力がある。


・錬金術士
オススメ度
序盤★
中盤★★
終盤★★★

成長に戦士の倍の経験値が必要であり、育成に非常に苦労する。
ほぼ全てのアイテムを装備できるという利点があるものの
他学科より命中値が一回り低く、またレベルとともに命中値の増加する
本作品の仕様上、攻撃の当たらなさはピカイチで実に運用が難しい。
特技は無料で錬金が出来ることと、アイテム入手率の増加。
後者は嬉しいが、前者は自分のレベル±5までのアイテムしか
錬金できない為、実用性が高いとはいえない。
扱いが難しいが、後半に上手く運用できれば頼もしいかもしれない。


・超術士
オススメ度
序盤★★★
中盤★★★★☆
終盤★★★★★

術士とか謳ってるものの戦闘力は案外高くしかも武器の射程が無限になる
スキルを持っている為、後衛から安全に敵を殴る事が可能である。
超術系統の呪文を一番早く習得する学科であるが、超術は非常に便利であり
特に宝箱を安全に開錠できる呪文は、探索のリスク・全滅率を格段に減らしてくれる。
これだけでも便利な学科だが、もう一つ非常に強力なスキルを所持しており
これは戦闘中、敵の攻撃を一定値防御する壁を設置するというもの。
即死攻撃やレベルドレイン、状態異常がガンガン飛んでくる後半になると
このスキルを毎ターン使用するだけで危険性がグッと減ってくれる。
中盤以降は壁設置の為だけにパーティに組み込んで全く問題無い、むしろ推奨である。


・侍
オススメ度
序盤★★★
中盤★★★☆
終盤★★★★

刀や武者鎧など専用の装備が多数ある学科であり、
いかに強い刀を手に入れられるかが活躍の分かれ目となる。
中盤以降手に入る刀には大抵首切り(即死)効果がついているうえに
専用スキルで1グループの敵を攻撃できるため、雑魚戦に強い。
某元祖ダンジョンRPGに倣っているのだろうか、最強の武器はこの学科専用である。
その最強武器を二丁手に入れ、両手に装備できればまさに魔神の強さと化す。


・修道士
オススメ度
序盤★★
中盤★★★
終盤★★★★

他のRPGでいうモンクにあたる学科。
一部の防具と、棒、拳程度のものしか装備できないため、
前衛学科にも関わらず序盤~中盤にかけて攻撃力、防御力の低さに悩まされる。
ゲームクリア近くの終盤、もしくはクリア以降で強力な拳が手に入ると
敵を気絶させる確率が飛躍的にあがり、ボスキラーとなる素質を秘めている。
まとめると、後半に活躍することができる対強敵用の学科、となる。


・狩人
オススメ度
序盤★★★☆
中盤★★★★☆
終盤★★★★☆

全ての弓を装備する事ができ、超術を習得し盗賊技能まで多少備えている。
と、ここまでの説明だといまいち器用貧乏なイメージだが…
実は大抵の剣などを装備する事ができ、防具も平均以上のものが装備可能。
序盤から前衛として困らない素養を秘めている上に、後半、強力な弓を
手に入れると突如とてつもないダメージを叩き出すアタッカーへ変貌。
前衛においても後衛においても活躍が見込める隠れた優秀学科である。
盗賊技能を補強する装備を3~4個つけておけば十分盗賊がわりとしても機能。
全くスキの見当たらない学科である。


・忍者(男)/くノ一(女)
オススメ度
序盤★
中盤★★☆
終盤★★★☆

上級学科の代表格。
手裏剣などの特殊武器と刀を装備でき前衛と後衛どちらでもイケる。
素手で首切りが発動する特殊能力に加え、非常に高い回避率を誇る。
盗賊技能も持ち合わせており万能に見えるが、成長の遅さという問題を抱えており
序盤に編成するのはオススメできかねる。


・君主
オススメ度
序盤★☆
中盤★★☆
終盤★★★★☆

戦士の強化版といった性能。成長が遅いが装備は非常に充実している。
また、味方をかばう事ができる。
他のゲームでは地味なかばう技能だが、今作では後半の敵が
頻繁に体力の低い後衛を狙って攻撃を行ってくるため
かばうを行う事で後衛の安全を確保できる。
後半の君主は高いHPと頑健な防御を誇る鉄壁であり上、アタッカーにもなる。


・神女
オススメ度
序盤★★★
中盤★★★★
終盤★★★★

君主の女性版といった性能。
また、君主よりは成長が早く序盤に投入する事も可。
こちらはかばうが無い代わりに捨て身攻撃を行うことが出来る。
捨て身中はアーマークラス(回避率)が下がるが攻撃面が大幅上昇する。
君主のかばうと組み合わせる事で安全に捨て身攻撃が可能である。

【考察】

さて、種族と学科の説明を終えましたが、学科のオススメ度は
パーティの編成状況や種族との相性によって変わるので目安程度に。
本作がWizardry系、いわゆるWiz系である明記は無いものの、明らかに
Wizardryの流れを踏襲しているのは紛れも無い事実の為、Wiz系観点から
パーティを考察すると、ダンジョンゲー初心者の構成は

前衛 ・戦士 ・戦士 ・僧侶
後衛 ・司祭 ・盗賊 ・魔術士

といった感じが一番楽に攻略を進められるでしょう。

戦士にはドワーフかヒューマン、フェルパーを配置し
僧侶にはドワーフかヒューマン、セレスティアがいいでしょう。
司祭はノームかセレスティア、盗賊にはクラッズかフェアリー
魔術士にヒューマンかエルフといった感じがオススメですが
エルフとドワーフを一緒に配置すると仲たがいするので
止めておいた方が無難です。

次に重要なステータスポイントボーナスですが
できるだけ20以上を目指してリセットを続けます。
どの学科にするにせよ必ず命に10全部振っておきましょう。
命はHPの上昇率、蘇生の成功率に関わる最重要能力です。
命初期値で冒険をするなど危険極まり無いです。

戦士は残りを力に、盗賊は早か運にでも振っておきましょう。
僧侶や魔術士で、先手を取って魔法を唱えたい場合は早に振るのもアリです。
(致命的な状況下で回復呪文などが後手にまわると危険なので有効です)

ある程度Wiz系の経験者であれば、自分の好きなように編成しましょう。
この手のゲームの最大のウリは、自分でいかに冒険を想像できるか、です。
愛着の沸かない編成で冒険しても面白くありませんからね。

ちなみに筆者の初期編成は
前衛
フェルパー侍
セレスティア神女
ドワーフ僧侶
後衛
ヒューマン盗賊
ノーム司祭
エルフ魔術士

と、少し仲の悪い上にバランスの微妙な編成でした。
若干苦労しましたが、これでも十分に戦えるバランスが絶妙です。

Wiz系ゲー未経験のそこの貴方も
この記事を参考にダンジョンに潜ってみませんか?
現在プレイ中の方は参考にでもしてくれると幸いです。

それでは自分もダンジョンに潜ってきます…see ya!!