へたれゲーム貴族

未知の世界への鍵(ゲーム)を手に。

620日ぶりに三国志大戦に復帰した話

しばらく休止していた三国志大戦に復帰しました。

このゲームは13年以上の歴史を持つアーケードゲームで、ゲーム筐体の上でカードを動かしてゲーム内のキャラを操作するカードゲームの源流となった革命的な作品です。稼働初期学生だった僕も食費をそのまま筐体に注ぎ込み、健康・体重・尊厳と引きかえに一時の娯楽に浸ったものです。

このゲームはカードゲーなので、時間が経つと主流のカードが変わっていったりして環境が変わるんですよね。復帰するには新情報を仕入れないと時代に取り残されたまま、不安を抱えて対戦に臨むハメになること必至ですが、こればかりはカードゲーの宿命であり仕方ないところでしょう。

多少バランスが破壊されていた時期は存在していたものの、概ね楽しいゲームではあるので復帰するタイミングを伺っていたところ、僕の周囲でとあるカードの評判が噂されはじめました。

「ゴリラ」「ボタン押していれば勝てる」「城3回殴れば勝利」と頼もしい評判ばかりで、このカードを使って復帰するしかない、と感じて早速手に入れて使ってみたところ、これが強くて僕みたいな一般人でも結構エキサイト出来たので面白くてそのまま復帰しました。

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これがそのカード「姜維」。
スペックだけ見ると1,000円のとんかつ定食くらいのコスパで特に凄い優秀ってわけじゃないんですけど、計略(必殺技みたいなもの)がめちゃめちゃ強いんですよねー。HPが減るほど技打った時に強くなるんですが、小学校の頃クラスにいた小川くん(普通の子だけど泣くと最強になる)思い出す強さです。当然水着ゾーイとの相性も最高。大暴れしたせいで、今現在は修正が入ってなりを潜めました。

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あと暫く見ないうちにこんなカードも追加されてました。
2コスト8/6麻痺矢募兵というコスパは1,000円払ったら料理じゃなくて道場六三郎が出てきたくらいの衝撃です。

そんなこんなで復帰した三国志大戦。個々のカードではオーバースペックな連中がちらほらいるんですけど、そういうカードを使ってもワキを固めるカードの編成や戦術の組み立て方がヌルいと全然勝てなかったりして、総合的にはかなりオモロイ遊びに仕上がってるゲームなんじゃないかなと思います。

余談ですが、中国ではダメ人間の代名詞で、あらゆる三国志ゲーム(無双除く)で最低クラスのステータス値に設定されて登場する事の多い「劉禅」皇帝が、今バージョンの三国志大戦では、全三国志ゲームに登場した劉禅の中で最強なんじゃないかってスペックしています。七回倒されるまで降伏しなかった南蛮の王「孟獲」と、魏に攻められてあっさり降伏した「劉禅」がコンボの相性が良いのがなんとも不思議です。こんな組み合わせが楽しめるのも歴史を題材にしたゲームの妙味かもしれないとか思ったりね。あとなんか劉禅、実はそんなダメ人間ってわけでもないらしい。凄いな。

きょうはこのへんで。