ご飯が美味しく感じられる漫画を読みました。
美味しんぼでもなく
味いちもんめでもなく
中華一番でもなく
孤独のグルメとかOH MY コンブ!でもありません。
それは…
「グラップラー刃牙シリーズ」です。
料理と全く関係なくね!!?とツッコミが入りそうですが
この漫画、登場人物が美味そうにメシを平らげるシーンが多いのです。
なにせ、主人公が試合前に大量の食事をするシーンから物語がはじまるくらいです。
10人前の料理を平らげ、時にはアフリカ象の肉すら喰らう主人公の父・勇次郎
子豚の丸焼きをたった10秒、Tボーンステーキは骨まで食べるジャック・ハンマー
ステーキを大量に食べ、銃創すら癒すビスケット・オリバ
個性的なキャラクター達が、食べ物を、食らった分だけ
己の肉体に還元するかのような、
まさに「食事」という行動の原点=体に取り込む ということを
生々しい様子で描いたシーンが多いのです。
僕のように矮小な体躯の持ち主にとって、この漫画の食事の描写は衝撃的でした。
そして、僕はご飯のおかわりなんて全然しないほど普段小食なのですが
この漫画のお陰で最近はほぼ毎日ご飯をおかわりしています。
食べる、という行為が楽しい。
喰らった分、体に取り込んでやる。
ダンスの時間だ肉が食いてえな。
ああ、今日もメシの時間が、楽しみだ。