真実って一体何なんだろう?
ある事件に対して出た結果をAとしよう。
だが、その場でその事件を見ていた人々がその結果を皆でBと勘違いしたら?
AはBであった と事実は捻じ曲げられて伝わっていくだろう。
例えばバレなかった嘘は本当になる(by某メモオフ)のであるし、
自分だけしか知らないコトを、自分が勘違いしていたら勘違いが本物にすりかわる。
大勢の人々の証言なら、例えそれが真実と違っていても世間にはそう認知されるだろう。
一人だけが正しい真実を見抜いていたとしても、大勢の見た間違った真実が真実と入れ替わる…
そんなコトだから、真実自体それそのものにはきっと意味なんてないように思えてしまう。
あらゆる本当の真実を観測して知っている存在こそまさに神の座にいる存在だろう。
だから最近、誰かにウソをつくときにふと思ってしまう
ウソをつかれた人にとっては、そのウソこそ本当にあった出来事なのだ、と。
僕はどちらかと言うと、本当に起こった真実を追求(?)するタイプというか、正しい事実(たとえ正しい事実の方が誰かにとって残酷であってもね)を誰かに分かってもらいたいし、自分も見抜きたい、と考えている。
だから、また一つ世の中に歪められた事実が発生したんだな、とか思うと少しためらいのあるきらいがあるのだ。
本当の真実なのに、真実と認められなかったモノ。それはとても悲しい。
だけどそんなコトはこの世の中で煙たいだけ。
きっと上手に事実を歪めていける人が世渡り上手というのかもしれない。
僕も性格だけは歪んでますが