とあるロードの冒険記
ニドですがロードとしての旅が最悪です ~7 Excellent~
前回の3行あらすじ
・まんどれいく
・まんどれいく
・よみがえる
●冒険34日目
性欲が抑えきれなくなったらしく、ドゥクスが使い魔リストの
女の子の欄を朝からしきりに見つめては興奮している。
アノ子もいいな…この子も…アルタイル…スピカ…フヒフ…
と不気味な声でぼそぼそ呟いている。末期だ。
でもまた仲間が増えると思えばそれでいいような気もする。
それにしても仲間の使い魔、ちょっと気の毒だ。
あの変態ドゥクスからイヤらしい視線で見られるのは。
「違うぞニド。私は変態という名の紳士なのだ」
自分で認めていた。
なんだ、自覚があるのか…
もちろん、不安は隠せない。
日々、不安だけが増大していく。
まぁでも、明日には新しい仲間が増えるみたいだし…
ちょっとはこの旅に希望でも、持とうか。
●冒険35日目
「ご指名ありがとうございます!このダボがーーーーッ!!」
ドゥクスが泣いている。
仲間にする使い魔を間違えたらしい。
機甲のアイドル スピカを仲間に迎える予定だったのが
どう間違えたのか 来たのはゾンビだった。
「ゾンビです!よろしくダボがーーーーーーッ!!」
また濃いのが来やがった…というか特殊技はインキュので間に合ってるし…
でも貴重な仲間だし、むげには出来ないし…でも…腐ってるし…
と、俺自身正直彼の参入に頭を悩ませていると
ゾンビの大声で目覚めたサキュバスが半ギレしたらしくゾンビの腹を蹴った
「だ、ダボは私です…もっと蹴って…」
急にしおらしくなったゾンビを
何度も何度も容赦なく蹴り続けるサキュバスを眺めていたら一日が終了した。
●冒険36日目
たくさん仲間が増えたので、今日は皆について記そうと思う。
・カイム
長所:強い。やさしい。頼れる。
短所:極度の恥ずかしがりやなのか全く喋らない
・サキュバス
長所:特殊技が凄く強い。
短所:料金が発生する。
・インキュバス
長所:かっこいい。特殊技が強い。
短所:気が弱い
・マンドレイク
長所:めんこい。アルカナ持ち。
短所:目を離したスキに調理されてるかもしれない。
・ゾンビ
長所:ええと…
短所:どM
・ドゥクス
長所:強くて偉大で頼れる漢の中の漢。しかも漢字検定3級持ち。
短所:無し。
ドゥクスの欄だけ本人が書きたいっていうから書かせました。
●冒険37日目
ドゥクスが作った昼食の野菜サラダに俺たちは激怒した。
いくらなんでもマンドレの頭の葉っぱが半分くらいに減ってたら気が付く。
後、ゾンビは凄く臭かったので防臭対策として
両脇にキムコジャイアントを挟んでもらうことにした。
キムコすげえ。
全く臭いがしない。
これでゾンビとも仲良くやれそう。