この前、家族で飯を久しぶりに食いに言ったときの会話。
パパリン→もうすぐ50代。一応○協の支店長。
母ちゃん→もう50代。普通の母。趣味は浅田真央スレのヲチ。
弟→7歳下なのに俺より身長が高い。俺と同じでかなりの東方マニア。
一行、ラーメン屋につく。
僕、弟とロードオブヴァーミリオンのデッキ構築について会話。
父がおもむろに割り込んでくる。
父「俺はよーゲームといえば女神転生の最初の作品を作ったヤツは天才だと思うんだ」
僕「あの時代にあそこまでのゲーム作れるのはスゴイですよね」
父「ファミコンの容量で6ステージもの迷宮を作るなんて革新的だぜ。オレは当時物凄く熱中したもんな。きっと作ったヤツは俺に似てるような感性を持ってると思うんだ。」
僕「敵を味方にしてメンバーを組むって発想も大胆で革命的だよね」
父「ドラクエがモンスターを仲間にできるシステムになったとき、あっこれはガミテン(父が女神転生の事をこう呼ぶ)を真似したな、って思った。ドラクエでは、モンスターは退治されるべき象徴でなきゃ。」
僕「PS2の真・女神転生3も好きだけど俺はSFCとかのが好きだなぁ」
父「オレは一番最初のヤツが好きだな。母ちゃん(僕の母のこと)と一緒に進めてて、パスワード間違えてロード出来なくなったらメシ作ってくれなかったよ(苦笑)」
母「あのゲームパスワード長いんだもん。間違えるよねー」
父「パスワードもそうだけど、何よりもトルルルって気の抜けた音と一緒にエナジードレインでレベルが下がるのは勘弁(苦笑しながら)いくつもレベル下げられたけど、母ちゃんがずっと頑張ってレベル上げてたな」
母「あたしどのゲームもレベル99にしないと気がすまないし」
父「母ちゃんずっと同じ場所でレベル上げてるんだもん。宝箱も全部とってるのに何で同じ場所にいるの?って聞くと"ダンジョンの進み方がわからない"(笑)って」
母「だって似たような感じで、どっちの方角向いてるかわからないし」
父「ザコなんてもう一撃でやっつけられるようになっちゃってさ(剣を振る真似事をしながら)もう弱いものいじめしてるみたいに強いのよ」
母「強いキャラでガーッてすすめるの楽しいし」
父「強いキャラといえば、魔神転生をやったときに、合体事故でスゴイ強い悪魔が生まれたとき、ソイツ一人で敵を全部蹴散らすのが凄い快感だったな」
弟「魔神転生は神作品、間違いない。」
僕「魔神転生2はほんと神だね。僕は全てのルートをクリアするくらいハマりました。個人的にはファミコンの女神転生2はボリューム的にも、セーブ式になったという点においても完璧だった。あれを超えるのはこの先ないよ」
父「ガミテンはヒノカグツチの剣がなきゃダメだよ。オレは最初あれを取れた時に嬉しくて叫んだもん」
弟「真・女神転生にもヒノカグツチありまっせ(笑)」
僕「真2のヒノカグツチは小学生の頃に作ったっけな…当時は攻略本とか無かったから試行錯誤だったよ」
父「攻略本とかが無いと難しいけどよ、ああいうダンジョンを自分で方眼紙に地図を書いていくのも面白いぜ。」
僕「難しい意味で単純なゲームはやっぱり面白いね。最近のゲームは親切すぎる意味で単純になってきてちょっと辟易」
父「お前は最近のゲームとか分かる?ウチの会社にゲーム好きな社員の子がいて、ゲーム語で会話すんだぜ。オレ支店長なのに、何かあると支店長だいじょばない、ってヘルプ呼んでくるの(笑)」
母「だいじょばないってFFだっけ?」
父「そうそう」
僕「最近のゲームはまぁ大体のレベルなら分かりますね。どちらかというと昔のテイストのゲームが好きなのでウィザードリィ系の新作が待ち遠しいです」
弟「ととモノ2とエルミナージュ2だね。あれは楽しみすぎる」
母「えー、女神転生以外のダンジョンってめんどくさくて難しいじゃない」
僕「適当にやってるからウサギに首ハネられるんですよ。ちゃんとレベルをあげてじっくりすすめばウィザードリィも簡単ですよ」
と、この辺で皆メシを食べ終わり帰路につく。
今思うと相当メガテン好きなファミリーだなぁ。