へたれゲーム貴族

未知の世界への鍵(ゲーム)を手に。

天まで届け

すんません、ブログ主の周囲で色々とありまして暫く更新ができませんでしたわ。

しかし、そんな中でもカウンターはカラカラとまわり続けているのを見て一体このブログにどんな需要があるのかと少し疑ってみたりもしたり。
ブログ始めた頃にはブログ界デスクリムゾンになるみたいな野心に駆り立てられていましたがフタを開けて見れば横たわるのは犬と豚。
全く普通のへたれたブログになっていました。
そんなブログに何を求めて見に来ているんだ貴方達は!

まぁ

そんなどうでもいいんです。



父方のじいちゃんが亡くなりました。

親族の中では俺の事を一等可愛がってくれたじいちゃん。
初めて触れた人間の死。

正直実感が沸かねぇよ。
弟が都立の受験しに行った日、母の口から告げられた。

全く実感沸かなかったし涙も出なかった。

会社に忌引きを貰う為に電話をかけた。

祖父が亡くなったので忌引きを頂けませんか

そのセリフを言った瞬間に初めてダムが決壊して涙が止まらなくなった

通夜の日、部屋に横たわるじいちゃんと対面した。
正月ぶりだった。

死んだ人間を触るのは生まれて初めてだった。
畜生、何でなんだ。
病院で手を握ってあげたときは温かかったじゃないか。

早すぎる。
俺は何もじいちゃんにしてやれてない。
愛情をもらえるだけもらって、お返しに何もしてやってない。

通夜式が終わって告別式の日の朝に、俺は熱を出して倒れてしまったので
告別式には出られなかった。

朦朧とした意識で水を求めてふらついて立ち上がると携帯が鳴った
親父からのメールだ。
じいちゃんは無事に天国に行きました とだけ内容が書いてあった。

どうやら無事に火葬も済んだみたいだね。

熱を出して苦しんでいるのは俺がまだ生きているからだろう
上手く言えないけど、この時に、水を飲むとか飯を食うとか、
生きる為に必要な事柄に生まれて初めて生き死にを意識した。

もうじいちゃんと一緒に飯を食う事もできないんだよな

西武遊園地の花火大会を一緒に見たことは忘れないよ

泊まりにいったとき、星の話をしたっけな
通夜の日、澄んだ空気に冷たい夜空に浮かんだ一等輝いてた星がじいちゃんかい?

バカでどうしようもなくてすぐにネガティブる弱い俺だけど
輝く星になって見守っていてくれますか。

何度もの手術をくぐりぬけてずっとここまで生き抜いたじいちゃん
まさに闘って生きた、と言えるような人生だったと思う。

じゃあ俺も生きている限り闘って生きることにする。

俺もいつかいくから、それまで待っていておくれ。