今日はちょっとマジメに。
僕の鬱の原因は全て仕事絡みです。
友人関係や家族関係の悩み、その他のコンプレックスは一切今持っていません。
苦手でとても自分に合わない職務を続け、勉強までしているのでストレスが溜まるのですが、勤務、通勤時間の関係で自由な時間も限られている状況。
自分の中では、生きてきた中で一番どん底で希望の見えない辛い毎日です。
その中で自分の周囲に関する価値観はとても大きく変わってきました。
学生の頃だったら「くだらねぇ つまんねぇ」の一言で片付けていた家族とのコミュニケーション、稀に会う友人との何でもない会話、周囲の景色。
そういったものがとても大切に思えているのが今の僕です。
日常の何気ないものが尊いものであるという価値観を、やっと獲得出来ました。
もちろんこの価値観が正しいのか、それは人それぞれですからわかりません。
自分が非常に尊いと思っているつかの間の友人との交流の時間は、相手からすれば毎日来る退屈な日常の中のどうでもいい１コマかもしれません。
相手にもこの１コマを尊いものだと思っていてほしい、というのは傲慢な考えにしかすぎないよな…とも思います。自分が学生の頃だって友人とくっちゃべってる時間なんてそこらに落ちている石ころみたいなモンでしたしね(悪い意味ではなく、それくらい普通な時間だってコトね。)
日常の何でもないもの…いや、正確に言えば学生時代には何でもなかったものが今尊いものに見える価値観のフィルタを得た事、それは僕が辛い社会生活に少しでも耐える為の心の働きなのだと思います。
そうだとしても、いい価値観を得ました。僕はコレを大事にしていきたい。
