チャンピオンズミーティングDIRT 2位である。
前が見えねェ
真面目にこの顔ぶれの選出の話をしよう。
運良くガチャで引けた今回の台風の目・夏タルマエは当然として
十分に食らいつけるポテンシャルのあるコパノリッキーをチョイス。
最後の一人が何故単逃げのトランセンドなのかというと、今回のチャンミは逃げの勝ちきれなさはそれなりに知られており、全員が先行もしくは+魔改造青ルビーやデバフ(最終的な環境は青ルビーは言われるほどでもという感じに落ち着いていたが)というマッチングも考えられた。そこで相手の先行が幸運な先行(レースに逃げがいない場合に、逃げの挙動をする先行のこと)となりイージーウィンを掴まれたらイヤだな。という思惑があって単逃げ選びである。
要するに『相手にこの動きをされたらイヤだから自分が蓋をしておこう』という考えがあっての事なのだが、冷静に考えるとこの気持ちの時点で負けていたのかもしれない。勝負事とは大抵自分の強い部分を押し付けた方が勝つものだ。相手の事を考えてつまらない考えを巡らせてしまったのは良くなかったと思う。自分が中心になって自分のキレをぶん回すのが肝要なのだ。今まで勝ってきた勝負事はいつだってそうだったはずだ。なんなら、逃げを出さなければ自分のウマが幸運な先行を掴める可能性が出るという見方もあったはずだ。
今回のマッチングはこの通り。
対面に夏タルマエが1人だけの時点で非常に恵まれたマッチングであった。
その恵まれたマッチングを活かしきれなかった。
終盤の図。
こちらのウマは全員中盤の良い位置を逃がし、相手のアキュートがバッチリのポジションで全ての加速を出し切り、逃げるトランセンドを寄り切り。こちらのリッキーが追いすがるも3/4バ身足りずの敗北となった。
最終的な予選戦績は
夏タルマエ 22勝
リッキー 27勝
トランセンド 12勝
トータル61-19で76.25%とそこそこの勝率で予選を抜けたもののこの戦績を見ても分かる通り夏タルマエの作り込みが甘かったかもしれない。逆にリッキーは緑6搭載でスピードやパワーも悪くない仕上がりであり、中々に勝ち星をあげてくれた。
予想外なところとしてトランセンドがそれなりに勝利を挙げていたこと。
元々幸運な先行対策として投入したトランセンドだが、せっかく引いた推し目のキャラなのでチャンミの実戦で使ってみたいという好奇心があったのも起用した理由の一つである。
今回は厳しい脚質だったが、それなりにやれそうな戦績が出たのは嬉しいところだ。
今回の負けで、チャンミ5連勝を逃してしまいプラチナ取得の通算戦績は18勝14敗となった。
自分自身のチャンミへの向き合い方は「なるべくコスパ良く・最小限の課金と育成で・楽をして勝つ」というスタンスなのだが、もしかしなくてもチャンミを楽して勝つのは案外大変なのかもしれないとチャンミ32戦目を迎えて今更ながらに思った。現状の勝率は56.3%であり、個人的な目標とする6割はまだ遠い。なんなら、次回勝てるかも全然分からない。今回は戦略の時点で負けていた気がする。本当に勝とうとするならデバフ2体に限界まで育成した夏タルマエを1体添えるべきだったのだ。
しかしながら、今回は推し目のキャラを投入するという、ある種の遊び心が介在していた事は「チャンミを楽しめた」という事かもしれない。もちろん悔しく、ガチガチのプレイに徹していれば結果は変わったのでは……と過ぎた結果に対してのifを空想する程度には勝利に思いを馳せてしまうのであるが、今回のチャンミは負けて尚「楽しかった」そう思う。
次回の秋天チャンミでは負けねぇからな!
という事で今回のチャンミレポートの筆を置く。
筆を置くって言い回し、現代ではどうだろうな。
キーボードを置く、とかでいいんじゃねえかな。
置くのか?お前はキーボードを持ち上げてタイピングしてるのか?
とにかく以上だ。