へたれゲーム貴族

未知の世界への鍵(ゲーム)を手に。

雑文561 バリウム・ウムウム

先日、会社の健康診断がありました。

今年は去年始めたピクミンブルームでの日々約8,500歩ほどのウォーキングのせいか、全盛期67.6kgだった体重を63.4kgまで落とす事に成功し、一定の健康効果を体感していたりいなかったりします。

今年の健康診断で僕は初めて胃バリウム検査を受けることとなりました。
「ついに来たか!」
という感じです。

というのも各所の先輩方より「バリウムはきつい」「つらいのを飲まされるぜ」「しんでぇ思いをするならバリウムだ」と今までさんざん聞かされてきたのです。

そして同時に『最近のバリウム検査はだいぶ楽になった』という声があるのも認識していました。

見せてもらおうか、バリウム検査の性能をやらを。


検査室に通された僕はいくつかの注意点を受けました。
・バリウムは金属で作られているのでアレルギー持ちの場合は申し出ること
・飲めない人もいるので無理をしないこと

まず喉の通りを良くするために少量の紅茶を飲まされました。
そして胃を膨らますという謎の顆粒状の薬品を、バリウムで流し込みます。
この謎の薬品が酸っぱい!!
まるでマズいレモンを舐めさせられているよう。

肝心のバリウムは……なんか薄い味をしたとろっとした液体ですね。
全く美味しくはないと思いました。
なんかうっすら臭いし。

飲み干したあと、追加で飲む必要があると言われ、容器を受け取る。
特に問題なく流し込む。

半分飲んだあたりで僕の体が

『ねえ。これは、飲む物じゃないよ。』

と急に信号を発し

ゴプア!!!!!!!!


白に染まる検査着


「飲むのをやめてください。検査を中止します」


洗面台の前で水を渡される僕。
鏡に映る口元の豊かな白髭は季節外れのサンタクロースのようだ。
小さい頃、志村けんの牛乳を吐く物まねをして笑いを取っていた事を思い出す。

僕の初めてのバリウム体験は、盛大な嘔吐そして検査の中止で幕を閉じました。

来年はリベンジできるかな。

皆さんも、健康にはご注意を。