へたれゲーム貴族

未知の世界への鍵(ゲーム)を手に。

本日は中学生の頃の自分とゲームの対談をしたいと思います。
よろしくお願いいたします。

今僕「よろしくお願いいたします」
中坊「よろしくお願いします」

今僕「2022年のゲームで聞きたいこととかあれば」
中坊「あの、魔神転生ってどのくらいまで出てますか?」

今僕「彼を傷つけたくはないので、本日はこのあたりで失礼します」
中坊「えっ。もしかして2022年ってゲームそのものがもう無いんですか?」

今僕「あっ。こいつ本当に僕なんですね。斜め上のバカだ。ゲームはあります」
中坊「あ。あるんですね、よかったです。柳澤くんと一緒に家借りて毎日二人でゲームやって過ごすって約束は叶ってますか?」
今僕「柳澤くんはお前が高校出た頃にはもう行方不明です。あと純粋にゲームの質問にしてください」

中坊「じゃあ今までで一番面白いゲームなんですか?」
今僕「将来ハーフライフがゲーセンで稼働します。それが一番面白いので引き続きゲーセン行ってください。あと、ゲーセンに通ってまじめにゲームやってください。そうしないと、大袈裟な物言いとか比喩表現とかではなく、お前は死にます」
中坊「えっ?」
今僕「はい」
中坊「ゲーセンの外にいたせいで交通事故で死ぬとかですか?」
今僕「今俺はコイツよくここから最低限の会話が成り立つ人間になったな、と感動しています」
中坊「はあ。すいません、あの、今多分、この時点で会話成り立ってないですよね」
今僕「今日はこのあたりにしたいと思います。お前の大好きな魔神転生の続編は出ません。では帰ります」
中坊「えっ」

劇終