へたれゲーム貴族

未知の世界への鍵(ゲーム)を手に。

発信のハードルが低い時代に生きている

小学生の頃、初めてゲーム雑誌の読者コーナーを読んだ時、こんなにも全国から意見が集まって、互いに発信し合うなんて、とても凄い事だなぁと、胸がバクバクに躍った事を覚えている。

僕は自由帳に、ファミ通町内会のような、架空のコーナーを作っては、全国の都道府県からお便りが来たように見せかけ、自分でコーナーのテーマに回答していく寂しい一人遊びをしていたほどだ(宮崎県 P.N ○○○とか、山形県 P.N △△△みたいなやつを無限に書き込んでいた)

ふと気が付けば、全国の人間とその場で意見交換が出来る、大発信時代を生きている。

Blogサービスやら、SNSやらを使えば日記でも雑記でもなんでも発信できる。イラストやら音楽も、専用のサイトを使えば公開出来る(というかBlogにアップ出来るし)

まぁ、そんな凄い時代が、10年以上も前に実は来ていたんだよね。意識が冬眠していたから、今頃になって気が付いたよ。


かつては発信に漕ぎ着けるまでに、HPを作るなりなんなりする為、多少は特別な知識が必要だったんだけども、今そういう知識がなくても大丈夫だもんなあ。

その代わり、誰もが発信者になれる時代だからこそ、賛同者を得たり、評価を得る為の、意義のある発信をするハードルは上がってしまった。それこそ、面白い記事を読みたいと願うならば、こんなWebページの田舎みたいな、へたれゲーム貴族なんか読まずに、大手メガサイトを訪問すれば済む話だしね。

…うんうん、誰もが発信できるので、右向いても左向いても強敵ばかりが目に付く!うーん、つらい!…けれど、気にせずドンドン自分を発信していんじゃないかなと僕は思う。僕がもし、発信する為に知識が別途必要な世界に生きていたら、多分その時点で諦めていた。そういう過程をすっ飛ばしてすぐに自分をびろーんっておっぴろげられる今って、僕にとってはラッキーな時代が来たなって感じだ。

スマホを握る→ツイッターを開く→チ○ポとタイピングする」こんなん、ほぼシングルアクションでしょ?一工程で全世界にチ○ポの三文字が公開できる。

昔なら「武器を買う→マスクを買う→放送局へ乗り込む→放送ジャックする→チ○ポと叫ぶ」と幾つもの困難を攻略しなければ世界にチ○ポって発信できんかったもん。結局あいつ、何がしたかったんだ?

個人へ意見発信するにしても「はがきを買う→切手を買う→自分と相手先の住所とお名前を書く→裏面に丁寧にチ○ポと書く(当然font size=large)→切手を貼る→ポストに投函する」という魔術儀式並の手順を経なければ相手にチ○ポと届かなかった。まぁこんな手間をかけて届いたチ○ポは、生半可な耐魔力を貫通するパワーは持っていますけど。ていうか電話で良いか「もしもし。チ○ポ!」

ともかく、何が言いたいかというと、世界中がキミの発信を待っている。世界がキミの発信を待っていなくとも、キミがキミの発信を待っていればいいだろう。なんならもう、自分に向けて発信しよう。感情の発露を抑えてはだめだ!

今すぐに何かを発信して、伝えよう。
僕らは今、未来の時代に生きている!