へたれゲーム貴族

未知の世界への鍵(ゲーム)を手に。

泣いた赤鬼 ブロントさんVer

そういえば山の中に古代からいる通りすがりのただの赤鬼が住んでいたみたいだぞ?
赤鬼は一級妖怪でありながら貧弱一般人であるヒュムたちとも仲良くしたいと考えたらしくて自分の家の前に
「心のやさしい鬼が住んでるんだがお前らはいってよいぞ(謙虚)
 おいしいお菓子もあるしジュースもおごってやろう」
と書いた立て札を立てた

しかしヒキョウにもヒュムたちは疑って「なにいきなり立て札立ててるわけ?」といい
誰一人遊びにこなかったらしい…
おいィ?これではあまりにも赤鬼がアワレすぐるでしょう?
赤鬼は悲しみが鬼なって信用してもらえないことをくやしがり
さいごには怒りが有頂天のあまり立て札をバラバラに引き裂いてしまった

そこにLSメンの青鬼がたずねてきたんだが青鬼はわけを聞いて
赤鬼のために次のようなことを考えてやった

青鬼がヒュんムの村へ出かけて鬼の破壊活動をすることで赤鬼が出てきて
青鬼をハイスラでボコればヒキョウな人間たちにも赤鬼がやさしい鬼だということがわかるだろうな
と言ったのだがそれでは青鬼が一方的に悪者でFAでしょう!?
とあきらめが鬼なった赤鬼を青鬼は無理やり引っ張って村へ出かけて行った

見事に計画は成功したがどこもおかしくはない
村の貧弱一般人たちは安心して赤鬼のところへ遊びにくるようになった(リアル話)
毎日毎日村から山へ三人五人と連れ立って
出かけてキングベヒんモス狩りを楽しんだ
こうして赤鬼にはヒュムの友達ができた
赤鬼はとても喜びが鬼なったが日がたつにつれて
気になってくることがあったそれはあの日から訪ねて来なくなったLSメンの青鬼のこと

ある日赤鬼は青鬼の家をきゅうきょとんずらでかけつけると青鬼の家は戸が
カカッと閉まっていてふと気がつくと戸のわきには
貼り紙がしてあったそしてそれに何か字が書かれていたこれがその会話ログ

Aooni> こんにちは赤鬼さん
Akaoni> 何か用かな?
Aooni> 人間の友達できましたか?
Akaoni> 出来たけどお前のいないLSに未来はにい
Aooni> そうですかごめんね、さようなら体を大事にしてください唯一ぬにの友達青鬼
Akaoni> ちくしょうお前はばかだ

時既に時間切れ、LSからは青鬼の姿は無かった
村人の知り合いに青鬼なる者をしっているかたずねたら
「誰それ?」「外人?」「ガルカ?」こんなもん
大体の人は青鬼なんて知らないし興味もなさそうだった様子に
むくむくとなみだを流して泣いた赤鬼の悲しみの何がわかるっていうんだよ