へたれゲーム貴族

未知の世界への鍵(ゲーム)を手に。

それでもボクは…

仕事の昼食休憩中にyahooニュースに目を通すとこんな記事がありました。

リンク先へいちいちルーラできっか、という人の為に記事抜粋。

>富山県警が2002年、同県氷見市の男性(39)を婦女暴行容疑などで誤認逮捕した冤罪(えんざい)事件で
>男性が読売新聞の取材に、無実の罪を自白するに至った経緯を初めて語った。
(中略)
>さらに、「『うん』か『はい』以外に言うな。『いいえ』という言葉を使うなと言われた」とし
>「今からいう言葉を一切覆しません」とする念書も書かされ、
>署名、指印させられたとも語った。
>被害者宅に押し入った手口も「酒屋を装って電話をかけたんじゃないかと言われ、同意させられた」とした。

Yahoo!ニュース 1月26日16時59分配信 読売新聞より



本気で首をかしげました…
時期的にちょうど、冤罪をテーマにしたそれでもボクはやっていない、という映画が公開されていますが、この取調べの様子だとそれでもボクはやっていないという言葉を口にすることすら出来ないようですね。

警察は犯罪を取り締まる一般市民の味方のはずです。
では、犯罪者かどうか疑わしき人にとっては…?

上の事件が全てではないのでしょうけれど、確かな答えの一つのようですね。

この後、事件について刑事部長自らが謝罪の意を述べています。
上に立つ人間は部下のミスもフォローしなきゃならないのは大変ですね…とか、そういう問題じゃない、うん。
そう、お偉いさん、アンタじゃなくて当時取り調べに関わっていた連中を出せよ。

お前らアレだろ?どうせ早く自白させて仕事終わらしてテレビでも見るか、ってノリだったんだろう、当時取り調べに関わってたアフォ共は。
被害者の男性は3年間服役したんだぞ?無いはずの罪を償う…なんてそんな事が許されると思っているのか。
物的証拠も無く捜査に踏み切ったバカ達のせいでこの被害者さんは人生において3年間という、なんて尊い時間を無駄遣いさせられたのでしょうか。

あらゆる可能性があった3年間分を、警察側がどのように保障するのか良くわかりませんが、冤罪に対する保障とは1日の拘束につき1000円程度ととてつもなく低いようです。
この辺は法律の関係になってきますからまた別の問題になりますが、冤罪という最大級の人権侵害に対して、その詫びはまるで無いにも等しいようです。

やってもいないのに「素直に言いなさい 怒らないから」
って子供の頃誰しも親や教師に言われた事あると思います、この程度ですら濡れ衣の着心地が最悪だってのは分かるコトです。

今回の件について、富山県警だけをとやかく言うつもりはありません。
全ての捜査機関に対して捜査の基本から見直し、二度とこんなふざけた事件を再発させてはいけないと心から願います。

自分にとっても関係の無い話じゃないですしね。
いつ通勤中痴漢だとかでっちあげられてこの事件の被害者さんみたいな目にあうとも限らないですし。

あ、いや僕は痴漢とかしないですよ。ほんとに。

そもそも三次なんてたかがしれて(ry