へたれゲーム貴族

未知の世界への鍵(ゲーム)を手に。

雑多文章録59 全てを明かせること


親家族ならわかってくれるかも知れない
親しい友人なら理解を示してくれるかも知れない
同じような境遇を経験した他人なら頷いてくれるはずだ
ネット上なら自分の身近な人には話せないことが言える


そう、それでも、例え誰でも自分の全てを明かす事の出来る存在は
なかなか居ないんじゃないかな。

それが出来る存在は、それこそ自分自身だけかもしれないね。

いや…自分自身にすら自分の全てを明かすことが出来ない人もいる。
自分に嘘をつき続けてる人だね。
でも、自覚がないだけできっと自分に嘘をついて生きている人なんてそれこそゴマンと居るだろう。

同時に、全てを明かせる人を見つけるのも難しいが、全てを語るのもまた難しい事だ。


当初ブログを立ち上げた頃は、身近にあった何もかも、つまらない事や頭に来た事、自分の腐ってる部分、何もかも包み隠さずに明かせるような場所にしたいなー
そんな風に思っていたんだけど、やっぱりそんなのは無理だね。

やっぱり、ある程度は暴走できても本格的に非難されるような事は書けない。
さらっと書けちゃってそれで非難されて面白がってる豪な人もいるけどさ
やっぱり僕にはそんな事は出来ない。

深夜放置のチャリカゴに入ってた人様の帽子頂戴して愛用してるとか
雨が降ったらとりあえず他人の玄関先から傘を頂戴するとか
ゲーセンのレバー玉が外れたら店員に渡さないでそのまま頂戴するとか

ザッとあげた僕の最近の明かせないスリーで既に窃盗犯のニオイが漂ってる。
正直こんなのはいちいちブログには書けない。
何もかも公開したいと思っていてもやっぱり公開するようなもんじゃないし公開できたもんじゃない事はある。

それはそう、誰かが見てるからね。その一言に尽きるもん。
たとえ誰も見ないブログだとしてもきっと僕は何もかも書く事なんて出来ない。

誰が見てなくても僕自身が見てるから。