へたれゲーム貴族

未知の世界への鍵(ゲーム)を手に。

多くのネット民のネットリテラシーがいつまでも上がらない理由

こんにちはアントニオ・バンデラスです。嘘です。これで今年二回も嘘をついてしまったので再来年までのエイプリルフールを前借りして相殺しておきます。

今日はタイトルの通りです。この記事はそういったユーザーを啓蒙する意図があるわけでは無いし、貶める意図もありません。単純に自分が思うにこうなんじゃねえかなぁという意見を載っけただけの記事です。

早速もう簡潔に答えを書きたいと思います。普段ネットをそれほど使わない人のネットリテラシーが向上しない理由。それは別にネットリテラシーが無くても困らないから。です。

メディアリテラシーという言葉に置き換えてもある程度共通する部分があったりします。

愉快犯のデマツイートを拡散したり、人を集めるだけ集めて最終的にスパムアカウントに変身するパクツイ面白動画BOTとか動物動画BOTをフォローして動画をRTしたところで、別に自分にそれほど困る事が待ち受けてる訳ではありません。

ネット上の素性も知らねえ自称専門家の提唱するダイエット方法を試したりそいつのオススメするフードをバクバク喰ったところで、別に死ぬわけでもないしそれほど困った事になるわけではありません。

もっといえば、Amazonなんかで大量のサクラに高評価コメントをさせ、純正品を装った業者の粗製乱造品なんかを掴まされたところで、別に質がクソでもある程度使えりゃ気にならないでしょうし、それで死んだり大怪我したりするわけではないですしね。

当然、ネットリテラシーが低い事に対してのリスクは上に挙げた三例の中に潜んでいます。一例目であればデマばっか拡散してちゃんと調べようもないヤツだなと思われるでしょうし、二例目なら健康に効きもしないモノ買って経済的損失があるでしょう。でも美味いからいいか!三例目なんか当然値段に見合ってない粗悪なモノを掴まされるワケです。

だけど別に、それで実生活でそこまで困る事ないんだよな。なのでいつまでも全体的なネットリテラシーって同じレベルのまま変わらない感じなんですよね。

逆にライトユーザーの視点に立ってみると分かります。ネットでオタクに「ぽ…ぽまえーーー!パクツイRTしたり、デマに言及して誤った情報さらに拡散したり、り、リテラシー皆無ムーブだぞーー!」って騒がれたところで「はあ。それ何かいけないことなの?」で終わりです。ネット上で何かやらかしたところで物理的なものが伴う感覚が乏しいわけですから、ネットリテラシーが低い事はあまり良くないよと伝えるのは本当に難しいんです。良くないの?だから何?困らないし。ってなるんです。




上の検索能力四段クルーンツイートも説明に丁度いいんですが、リテラ(もうネットリテラシーって書くのが面倒くさい)不足で、望む解答が得られなかった、適当な答えに行き着いてしまった、としても大体のケースで困らないハズなんですよ。絶対的に正しい答えをネットで調べ上げないと死ぬ・人生が詰まる・って状況は確かに存在しますが、基本的には希なケースであり、そのヤバい時にだけ火事場の馬鹿力でなんとかなればいいのであって、普段からリテラ…を気にする必要は普通のユーザーにはありません。


ただ、これは私みたいにメイン生息域が現実ではなくインターネットであるクソオタクであれば意味が変わってきます。所属コミュニティに同じレベルのオタクが集まってると、迂闊なムーブは出来ないわけです。猛獣が動物園から脱走したウソ注意喚起なんかRTした日には後ろ指プギャーですし、そういう行動が積み重なると居場所を失っていきます。だからオタクはネットリテラシーに鋭敏になっていくんですよね。あと単純にエッチなモノを探す効率とかも上がるし。

まあつまるとこ単純に、その人の生活圏とか居場所の話なんじゃないかな、って思ったり。多くの人にとってインターネットは住む場所そのものではない、ってだけの話。

書き始めには着地点とかオチは一切無かったんですが、なんか書いてるうちにまとまったので、今日はこの辺で。